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読み上げ機能付きクラウド型電子図書館サービスを日本電子図書館サービスへ提供~大日本印刷、日本ユニシス、ボイジャー (2016年11月05日)

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大日本印刷(DNP)グループと日本ユニシスが、ボイジャーの協力を得て開発した「クラウド型電子図書館サービス」を、株式会社日本電子図書館サービスの「LibrariE(ライブラリエ)」へ提供することとなり、早速今月より提供開始されています。

このサービスは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末で利用できる電子図書館システムをクラウド型で提供するものです。

Windows/Mac OS搭載のパソコン、Android/iOS搭載のスマートフォンおよびタブレット端末に幅広く対応しているため、使い慣れた電子機器で電子図書館を利用することができます。また、専用のアプリやソフトウエアのインストールも不要です。

また、視覚障害者の方向けには、読み上げ機能も備えられおり、今回、読み上げの速度や音量の調整などができる機能が追加され、利便性が高められています。音声読み上げ機能により、視覚障害者の方以外にも、高齢による視力低下のある方や、漢字などを学習中の子どもにも読書を楽しむ機会ができます。

今、地方自治体の図書館を中心に、電子書籍を貸し出す電子図書館サービスが広がっています。このサービスは、図書館に足を運びにくい生活をされている方にも24時間利用することのできるものです。

DNPは、日本ユニシス、DNPグループの株式会社図書館流通センター(TRC)および丸善雄松堂株式会社との共同開発で、クラウド型電子図書館サービスを2013年より提供していました。

2016年10月現在、公共・大学あわせて約50の自治体・大学でクラウド型電子図書館サービスが利用されています。2016年5月からは、ボイジャーの協力のもと、テキストの読み上げ機能や、声に出した言葉を検索できる機能などが追加されるようになりました。

また、株式会社日本電子図書館サービスの提供する「LibrariE」は、電子書籍を閲覧できる回数や期間に制限を設けるなど著作権者の利益に配慮しつつ、新刊本やベストセラーといった人気の高いコンテンツの導入を進めるなど、「電子図書館の構築と利用促進を支援するサービス」です。

電子図書館によってたくさんの人が読書に親しめるのは、うれしいことですね。



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投稿者 kksblog : 2016年11月05日 02:55


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