●教育機関におけるデジタルトランスフォーメーション推進を支援 (2016年11月01日)
日本マイクロソフトが、「ICT活用モダンクラスルーム」「初等中等教育でのプログラミング教育」「大学・研究機関でのクラウド利活用」の3つの注力分野での施策を実施していくことを公表しました。
小中学校では、2020年までにプログラミング教育を必修科目にすると提言され、高等教育では第4次産業革命に向けて「未来社会を創造するAI/IoT/ビッグデータ等を牽引するハイレベル人材の育成」が政策目標として掲げられています。また6月に閣議決定された「日本再興戦略2016」でも、人材力の強化として初等中等教育では「授業中にITを活用して指導できる教員を2020年までに100%」「都道府県及び市町村におけるIT環境整備計画の策定率2020年までに100%」など、「情報活用能力の育成」「教育環境の整備」を促進していくことが政策目標として発表されています。
日本マイクロソフトでは、本年度の経営の最注力分野として「お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進」を掲げています。そのデジタルトランスフォーメーションの推進を加速させていく注力業種の1つとして教育機関を位置付けています。政府の第4次産業革命に向けた人材育成に対する方針に沿って、3つの分野での施策を展開します。
「ICT活用モダンクラスルーム」実現のため、「マイクロソフト公式 無償教員研修」を、2020年までに教員5万人(日本における全教員の5%)にICT教育の教員研修として提供します。
「初等中等教育でのプログラミング教育」として、「Minecraft: Education Edition」を11月1日から提供開始し、1年間のライセンスの無償提供を行う「はじめよう教育用 Minecraft 活用キャンペーン」を実施します。
「大学・研究機関でのクラウド利活用」として、国立情報学研究所が構築・運用する学術情報ネットワーク(Science Information NETwork、SINET)の最新版SINET5とMicrosoft Azureの直接接続を2017年1月より提供を予定しています。全国約850のSINETの加入機関(ユーザ数合計約300万人)のうち対象となる大学・研究機関が安全かつ快適に利用することが可能となります。
教育機関におけるデジタルトランスフォーメーション推進に、企業の支援は欠かせません。人材育成、環境整備への貢献が期待されます。
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投稿者 kksblog : 2016年11月01日 20:41