●「地域情報化大賞」が「ICT地域活性化大賞」となって事例を募集 (2016年11月18日)
総務省では、地方が抱える様々な課題を解決するため、それぞれの地域において自立的な創意・工夫に基づくICT(情報通信技術)を活用した様々な優れた取り組みを広く募集の上、表彰を行うこととして、地方公共団体や地域団体、民間企業などによる取り組み事例について募集を開始します。
これは平成26年度から、これまで「地域情報化大賞」として表彰していましたが、ICTの利活用が地域課題の解決や地域活性化に資することの重要性に着目し、今年度から「ICT地域活性化大賞」として引き続き表彰するものです。
募集対象は、地方公共団体、地域団体、民間企業などが、地域の自立的な創意・工夫に基づいて、ICT(IoT、ビッグデータ、AI等を含む)を利活用し、地域課題の解決に取り組み、地域の活性化に死しうる先進的な事例です。特に、教育、衣料・健康、防災、農林水産業、商業、観光、IoT基盤などの分野において、横展開が見込まれる事例、分野横断的な事例、地域間の広域連携が可能な事例等について、今後、取り組みの本格化が期待されるものも含め募集対象とします。
応募には、総務省のサイトにある応募様式をダウンロードし、それに基づき応募します。応募締め切りは12月15日(木)必着です。審査により特に優秀と認められる応募事例に対して、大賞を1件程度、優秀賞を3件程度、奨励賞を数件程度選び、表彰します。
昨年度の「地域情報化大賞」では、はこだて未来大学による「IT漁業により地方創生」、クラウド一般財団法人 隠岐國学習センターによる「小規模校集合体バーチャルクラス」、福岡市による「福岡市無料公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」などが表彰されています。
ICTの利活用によって、まだ発掘されていない地域の能力や可能性を見つけることができるのではないでしょうか。多くの新しいアイデアや取り組みを期待したいですね。
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投稿者 kksblog : 2016年11月18日 10:41