●考え議論する道徳への転換に向けた先進事例等の収集・分析・普及事業 (2016年10月26日)
文部科学省が、企画競争を前提とした「考え議論する道徳への転換に向けた先進事例等の収集・分析・普及事業」を公募しています。
文部科学省では道徳教育の質的転換を図るため、これまでの道徳の時間を「特別の教科 道徳」とすることなどに係る学習指導要領等の一部改正を行いました。また、評価の実質化を図る観点から、本年7月に「『特別の教科 道徳』の指導方法・評価等について(報告)」が取りまとめられました。道徳教育の質的転換を図るためには、これらを踏まえ多様で質の高い指導方法や教材、評価方法が全国で共有され、様々な創意工夫ある実践が展開されることが極めて重要であり、また、このことは教員の負担軽減につながるものです。したがって、多様で質の高い指導方法や教材、評価方法などに関する資料を収集し、その分析を行い、それらを広く発信すること等により、道徳の特別教科化の趣旨や理念の実現を図ります。
事業の主な流れは、以下となります。
①事例及び資料等の収集
受託団体が、教育委員会や国立大学法人、学校法人等の協力の下、小・中・高等学校等における道徳教育及び道徳の時間の指導資料、教材、評価に関する実践事例や工夫例など、道徳教育及び道徳科の指導と評価の充実に資する資料の収集を行います。
②収集した事例及び資料等の整理・分析・選定
収集した資料等を整理し、受託団体が設置した推進委員会において、改訂学習指導要領の趣旨等に基づき分析し好事例の選定を行います。
③整理・分析・選定した事例の報告分析及び資料等の発信
受託団体は、選定した資料等の分析を行うとともに、その資料等を全国的に発信します。その際、専用のホームページを開設するとともに、冊子やリーフレット等を作成します。
提出期限は、平成28年11月8日18時15分必着。その他必要事項については、公募要領等によります。
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投稿者 kksblog : 2016年10月26日 23:35