●きちんと知れば恐くない 「保護者のためのスマホ教室〜危険を知って安全に使おう!」 (2016年10月04日)
最近では高校生のほとんどがスマホを持ち、中学生でも持っている子がめずらしくありません。中学生が欲しがるものの代表格とも言えるスマホ、でもやっぱりトラブルが心配、と考える保護者は多いのではないでしょうか。
愛知県では、子どもをスマホトラブルから守る方法を身につけ、スマホの危険性を認識すると共に、正しい使い方や家庭でどんなルールを設けるべきかをわかりやすく解説した保護者向けパンフレット「保護者のためのスマホ教室〜危険を知って安全に使おう!〜」を作成しました。
まずはスマートフォンの基礎知識として、電話やメール、インターネット、そしてアプリが使える端末であることが解説されています。基本的な、あらかじめ組み込まれているアプリの紹介、そして多くの中高生が使いたがる、またトラブルの原因になりやすいアプリ、SNSについて詳しく書かれています。
次にスマホの利用実体について、利用状況、インターネットの利用時間、フィルタリング利用率などが統計で示されています。さらに中高生で問題になりがちなスマホなどの長時間利用による影響について、統計及び長時間利用の弊害の例で解説しています。またケータイ、パソコンでも問題がおきていたネットトラブルが、スマホでも同様に起こりうること、さらにSNSで新たなトラブルが起きていることが紹介されています。
その他、WI-FI・セキュリティ対策の方法、フィルタリングの様々な機能などについて、スマホを子どもに持たせる前にやっておきたいことが分かりやすくまとめられています。最後に、最も大切な「家庭でのルール作り」です。スマホは、間違った使い方をすれば危険をもたらすことを教えて、正しく使うためのルールを親子で考えることが何より大切です。
スマホは、使う人が正しい知識を持ち、正しい使い方をすれば「便利で楽しいツール」でいられるのです。スマホを欲しがる子どもに「危ないイメージがあるからダメ」などと頭ごなしに言うのではなく、安全に使えるか、節度を持った使い方ができるか、話し合ってみてはどうでしょうか。
« 小中学生の女子に人気のスポーツで「ダンス」が2位!~バンダイ | トップページへ 子どもの習い事ランキング「パソコン関連」、トップ10にランクイン »
最新記事一覧
- 温かみのある「木の学校」 学校施設への木材利用状況についての調査結果発表(2016年12月02日)
- 第6世代CPU搭載の法人向けパソコン・タブレット計8モデルが新発売されました
- 「たてよこWebアワード」が開催されます(2016年12月01日)
- 「デジタル教科書」は、「可能な限り、次期学習指導要領の実施に合わせて導入、使用することができるようにすることが望ましい」もの(2016年11月30日)
- 教育関係者の約8割が「運動」は「知力」の発達に影響があると回答
- 「平成28年度オリンピック・パラリンピック教育理解促進事業」を公募(2016年11月29日)
- 国際的ロボット競技大会・WROで日本の高校生チームが金・銅メダル受賞!(2016年11月28日)
- いじめに正面から向き合う「考え、議論する道徳」への転換に向けて
- CCFSの患児の学習意欲低下には報酬の感受性の低下状態が関係~理化学研究所(2016年11月23日)
- 私立学校施設の耐震改修状況等の調査結果を公表~文部科学省(2016年11月21日)
- スーパーグローバルハイスクールの第1回全国フォーラムが開催されます(2016年11月19日)
- 授業を活性化できるインタラクティブ機能付きプロジェクター発売
- 子どもの学習と学力定着を様々な面から支える「らくらく教材クラウド」(2016年11月18日)
- 「地域情報化大賞」が「ICT地域活性化大賞」となって事例を募集
- ブイキューブとレノボ・ジャパンが協業し、テレビ会議システムの提供を開始(2016年11月17日)
投稿者 kksblog : 2016年10月04日 16:49