●作って動かして使ってみよう iPadでプログラミングを学べるアプリ (2016年09月22日)
Appleは誰でも楽しく簡単にプログラムの記述方法を学べる、iPad(R)向けのアプリケーション「Swift Playgrounds™(スウィフト・プレイグラウンド)」をApp Storeで提供開始しました。Swift™はAppleが開発した簡単に学べるプログラミング言語で、デベロッパがアプリケーションの作成に実際に使っているものです。
Swift Playgroundsは、インタラクティブインターフェイスを通じて本物のプログラミングのコンセプトを紹介し、子どもや初心者でも楽しくSwift™を学べるアプリケーションです。これまでにプログラミング経験が無い子にはプログラミングの主要な概念を易しく理解させることができ、プログラミングを学んだ経験がある子にもSwiftを使って実験や表現することができます。
プログラミングレッスンでは、画面に現れる3つのキャラクターを操作するために、パズルを解く、課題をクリアする、という課程の中で、命令の出し方や関数の作り方、ループの使い方、条件付きコードや変数といった、核となるプログラミングの概念を学ぶことができます。さらに定期的に新しい課題をアップロードすることで、新しいスキルを学び続けることができます。
Swift Playgroundsにはテンプレートが内蔵されています。これらを土台に、変更を加える、コードを構築する、といったことによりグラフィック数やタッチ操作のインタラクションを追加して、独自のプログラムに作り上げることができます。完成したプログラムはメールなどで友だちと共有する、ウェブに公開するなどして披露することができます。さらにプロジェクトをXcodeに直接書き出すことができるので、実際に本格的なiOS、Mac(R)アプリケーションを作成することもできます。
最初はゲームのように楽しみながら、徐々にレベルアップすることでプログラミングのスキルが身についていそうですね。学習やゲームなどでiPadに慣れ親しんでいる子どもも多いでしょうし、「こんなものが作ってみたい」というアイデアも湧きやすいのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2016年09月22日 12:08