●スーパーサイエンスハイスクールの生徒たちによる研究発表会 各賞の発表 (2016年08月18日)
文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、平成28年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会を開催しました。高校生等が日ごろの研究成果を発表する機会を提供し、生徒の科学技術に対する興味・関心を一層喚起するとともに、SSHの成果を広く普及することを目的としたもので、平成16年度より毎年開催しています。
今年度は神戸国際展示場において平成28年8月10日(水)、11日(木・祝)の2日間行われ、SSH指定校及び過去に指定経験のある学校の生徒がポスター発表を行いました。審査の結果、福岡県立香住丘高等学校が文部科学大臣表彰に選ばれ、全体で延べ44校に各賞が授与されました。
このたび文部科学大臣表彰に選ばれた福岡県立香住丘高等学校の研究発表テーマは、「水平軸回転飛行物体の飛行性の向上に関する研究-風力発電機への応用を目指して-」でした。この他、国立研究開発法人科学技術振興機構理事長賞には兵庫県立加古川東高等学校、兵庫県立神戸高等学校の2校が、審査委員長賞には東京都立多摩科学技術高等学校、山梨県立韮崎高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の3校が選ばれました。
これら6校は、ポスター発表での審査を経て代表校に選出されたもので、全大会で口頭発表を行い、前記の各賞が授与されたものです。この6校以外の学校も会期の2日間ポスター発表を行い、審査の結果、今後の活躍が期待されるとされた6校に奨励賞を授与、さらに20校にポスター発表賞が授与されました。さらに、SSH指定校及び過去に指定経験のある学校および、海外招へい校のポスター発表から、参加した各校の生徒による投票を経て、12校に生徒投票賞が授与されました。
他校の研究発表を見聞きすることで、生徒たちの興味関心が広がることや、一般の人たちにもSSHやその研究を知ってもらうきっかけになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2016年08月18日 15:53