●アクティブラーニング型の授業向け協働学習支援システムを販売 (2016年07月26日)
チエル株式会社が、アクティブラーニング教室での授業を支援する、協働学習支援システム『CaLabo TX(キャラボ ティーエックス)ver.1.2』を全国の高校、大学を対象に販売を開始しました。
アクティブラーニング型の授業では、課題に基づいたペアワーク、グループワーク、ディベート、プレゼンテーションなど、学生の能動的な学修を取り入れた授業を実施します。そのため、学生グループで活用できる複数のプロジェクターや電子黒板、可変式の座席レイアウトが可能な什器を導入したアクティブラーニング教室の整備が各大学で急速に進んでいます。このアクティブラーニング教室では、無線LANが整備され、可動式のパソコンや、タブレットなどを活用して授業を行うケースが多く、これらの機器や授業形態に対応した協働学習を支援するシステムのニーズが高まっています。
販売するシステムは、アクティブラーニング教室で行われるグループワーク時に必要な協働作業の機能を新規開発し、グループで1つの資料作りから発表、提出までの一連の学修を進めやすくすることで、学生のグループワークへの参加意識を高め、質の高い能動的な学びを促進し、次世代環境での学生の主体的な学びを実現します。
「課題配信→学生意見の共有(可視化)→学生意見の発表→教員による解説・フィードバック」という、PBL型授業の一連の流れを『CaLabo TX』でスムーズに実施します。また、学生画面一覧をプロジェクターで表示することで、他者の意見を可視化し、学生の刺激を促します。授業はデジタルでスムーズに行えるので、クラス間、学生間での意見交換がさらに活発化。画面比較や教員による書き込み機能があるので、よりきめ細やかな指導や解説ができます。
グループワーク機能を強化されているので、グループ学修での授業運営の効率化を実現。各学生のPCからグループホストPCのマウス、キーボードをリモート操作することで、グループ全員でのファイル編集を進められます。教員PCでは、各グループでの協働作業の状況を一覧で確認できます。プロジェクターに接続することでグループ発表をスムーズに行えます。
大学教育は、教員が一方的に学生に知識伝達をする従来型の講義形式でなく、教員と学生とが意思疎通を図りつつ、学生が主体的に学び、知的に成長する課題解決型の能動的学修(アクティブラーニング)を中心とした教育方法への転換が強く求められています。それを支援するシステムの需要はますます高まりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2016年07月26日 17:35