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中学生のスマートフォン所有率は4割超えで昨年より増加~MMD研究所 (2016年07月14日)

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モバイル専門マーケティングリサーチ機関であるMMD研究所が、中学1年生から3年生の子どもを持つ女性1,148人とスマートフォンを所有している中学生370人を対象に『中学生のスマートフォン利用実態調査』を実施しました。

中学生のスマートフォン所有率40.9%、2015年より3.0ポイントアップしていることがわかりました。

携帯電話の所有率は57.1%。子どもに携帯電話を持たせようと思った理由は、「子どもが塾や習い事に通いはじめたから」が33.0%と最も多く、次いで「自分が働きに出るようになった(出ている)から」が22.6%、「周りの子どもが携帯電話を持つようになったため」が20.0%でした。また、「その他」のフリー回答の欄で、「部活の連絡方法がLINEのため、スマートフォンを購入した」という回答が複数ありました。

子どもにスマートフォンを持たせた時期は、「中学1年生から」が48.7%と最も多く、次いで「中学2年生から」が16.2%、「小学6年生から」が15.3%、「小学5年生から」が6.6%となり、小学校高学年から徐々に増えていることがわかりました。

「ワンクリック詐欺」「有料会員登録」「子どもの勝手な課金」などの請求金額の平均は56,616円。「迷惑メールが送られてきた」「サイトやアプリに卑猥なバナー広告がでていた」などの経験も絶えません。しかし、スマートフォンの使い方や危険性について約8割が「話す機会がある」と回答しています。

自分のスマートフォンを持ったとき、一番したいと思ったことは、「LINE」が53.0%で最も多く、次いで「ゲーム」が19.2%、「インターネット検索」が8.4%。また、スマートフォンで普段行っていることを複数回答で聞いたところ、こちらも「LINE」が80.8%で最も多く、次いで「インターネット検索」が69.7%、「ゲーム」が68.1%でした。

子どものスマートフォンの利用状況8項目を「把握している」と答えた親は64.4%、一方親が自分のスマートフォン利用状況「把握していると思う」と答えた中学生は42.5%で、約20%の差がありました。最も差が大きかったのは、「使用しているパスワードやIDに関して」で親の把握は58.5%に対し、親から把握されていると思っている中学生は28.6%で約3割の開きがありました。

今や子どもはかなり早い段階でスマートフォンに触れています。親と子のスマートフォン利用状況の把握の差がなくなり、有効に活用する方法や、トラブルを未然に防ぐための対策などについて各家庭で話し合っていけるといいですね。


「中学生のスマートフォン利用実態調査」 | MMD研究所



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投稿者 kksblog : 2016年07月14日 21:25


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