●『平成28年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』を公表 (2016年06月09日)
毎年5月ないし6月頃に発行する白書で、平成28年版は、「環境とともに創る地域社会・地域経済」をテーマとし、東日本大震災の被災地における復興に向けた取組に加え、環境問題への取組が地域経済や地域社会の課題解決につながるとの観点から、環境対策による地域経済活性化や自然資源等をいかした地域づくり等について紹介しています。
2015年は、持続可能な社会の実現に向けた様々な世界共通の目標について、それまでの取組と長い議論の上に立って、一段と深化した包括的なものとしてまとめあげ、各国がその目標に向かって共に進むことを確認したことにより、世界的に大きな意味を持つ「節目の年」となりました。
具体的には、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催され、全ての国が温室効果ガス排出削減目標を5年ごとに提出・更新することを義務付けることが定められた画期的なパリ協定が採択されました。国連総会では、ミレニアム開発目標の達成を踏まえ、2030年に向けた、より包括的で新たな世界共通の目標として、持続可能な開発目標を中核とする「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
そして国内においては、これら二つの画期的な国際合意に関して、国内外の取組を進めるとともに、国際的な検討にも積極的に貢献しています。
白書の第1部パート1「地球温暖化対策の新たなステージ」では、地球温暖化対策について、パリ協定とその採択に至る動向を振り返りつつ、日本の2030年度の中期削減目標の設定等の取組の進捗状況に焦点を当てています。パート2「被災地の復興と環境回復の取組」では、東日本大震災からの環境回復の状況や復興に関する取組等を取り上げています。パート3「主な課題に関する取組の進展」では、持続可能な開発のための2030アジェンダを始めとする新たな目標や国際的な枠組みと、関連する日本の国際的・地域的取組に焦点を当てています。
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投稿者 kksblog : 2016年06月09日 00:14