●16企業が参加する実証実験「KOGAスマートスクールプロジェクト」スタート (2016年06月07日)
茨城県の古河市三和東中学校において、スマートスクール構想を実現する先駆的モデルを構築するための実証実験が開始されました。この「KOGAスマートスクールプロジェクト」は、ミカサ商事株式会社およびプロジェクト参加企業15社が古河市教育委員会と連携して行うものです。
今後教育現場でも1人1台のタブレットなどの使用が予想されています。そこでこれまでの画一的なシステム環境でなく、デバイスフリー・OSフリー・クラウドプラットフォームと言ったICT環境が考えられています。そこで「KOGAスマートスクールプロジェクト」では、他種類のデバイス・OSが混在し、それらがクラウドプラットフォームのもとで確実に動作し、教育的な効果を上げ、効率化を図れる環境の構築とその検証を目指します。
実施期間は平成28年度の1年間、タブレットに始まりソフトウェア、コンテンツ、クラウド、書画カメラやプロジェクターといったハードウェアなど、スマートスクールのモデル構築に必要なものについて、プロジェクト参加企業がそれぞれ提供します。各社の担当者がコミュニティウェア上で三和東中学校と情報共有しつつ、それぞれ授業での検証やシステムの有効性の確認を行います。
この実証実験から得られた知見は、参加する自治体、企業などで共有され、今後の教育の情報化加速化プランへの寄与を目指します。現実的な解決策として具体的に提示しうる、クラウド環境で動作するアクティブラーニング、アダプティブラーニング、学習支援、ポートフォリオなどの授業支援システムを構築します。
ICT環境においてデバイスフリーやOSフリーが可能であれば、今あるデバイスを有効利用し、構築のコストを抑えることができるでしょう。こうした多数の企業が参加して検証することで、スマートスクールの実現の強力な後押しになってくれそうですね。
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投稿者 kksblog : 2016年06月07日 15:25