KKSブログ: モニター介してWeb授業　小規模校の教育に新風【パイオニアVC xSync】

パイオニアVC株式会社は離れた学校同士をタブレット端末や電子黒板を用いて接続し、モニター越しの協働学習や合同学習を実現する授業支援システム「xSync（バイシンク）」の実証事業を行いました。

本システムでは、生徒全員のタブレットに問題文や画像を一斉送信し、電子黒板に集めた生徒の回答をもとに解説を行うことで、題材についてクラス全員参加で比較、議論することができます。

事業地に選定されたのは富山県南砺市。同市内の6つの小中学校を遠隔で接続することで、6校が電子黒板の内容や個人のタブレット端末に書き込んだ解答を共有できるようになりました。
また、教員同士の日常的な情報交換も可能になり、指導方法の改善や教育スキルの向上が期待されています。

電子黒板に付属している専用ボタンを操作するだけで学校同士の授業を安定した音質と画質で共有できるため、日常的に離れた小学校の生徒との協働学習に取り組むことができます。

南砺市の教育委員会は「音声の途切れや遅延はほとんどない。電子黒板とタブレット端末の画面共有もスムーズだ」と話しています。

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