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アメリカ ICT化で”個性を伸ばす教育”推進 【JAPET&CEC 米国訪問調査報告会】 (2016年05月16日)

header20141117.jpgJAPET&CEC海外調査部会は、海外の教育環境やICT化の状況を視察した「米国訪問調査」の報告会を実施しました。

訪問先として選定されたのは、アメリカ コロラド州 デンバー市内の小学校と中学校です。

視察の対象になった両校ではICT教育を積極的に導入しており、生徒の連絡先や所属クラス、出席状況やテスト結果を一括で管理。生徒や保護者が自由に閲覧できるシステム(Student Information System)を整えています。

デンバー市内の小学校には4歳から10歳(幼稚園から小学校5年生)までの712人の生徒が在籍しており、生徒一人ひとりにタブレット端末とGoogleアカウントを支給。得意科目や苦手科目などの情報をもとに、教師と生徒が話し合うことで独自のカリキュラムを設定します。生徒はカリキュラム別に、グループ学習や個別指導、Web学習を使い分けることで目標達成を目指しています。

中学校では校長先生が経営者としての権限と責任を持っています。そのため、予算等に縛られることなく、職員の雇用や給与設定、インフラ整備や寄付集めを自由に行うことができます。外部組織からの評価によっては閉校もありうるため、保護者とのコミュニケーションを通して教育方針を最適化。期待に応え続けることが求められています。現在は同じ教室の中で、グループ学習と個人学習、Face to Faceの通常授業の3つを同時進行する、個に応じた教育(Blended learning)を実践しています。

報告者は「アメリカはICT教育を最大限に活用し、子供の将来を見据え”個性を伸ばす教育”を推し進めている」と話しました。



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投稿者 kksblog : 2016年05月16日 11:15


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