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ベネッセとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)、世界1,000万人が利用するKnewtonを導入 (2016年05月21日)

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株式会社ベネッセホールディングスとソフトバンク株式会社の合弁会社Classi株式会社が、今夏よりKnewton, Inc.(ニュートン)のシステムを実装することとなりました。

これにより、日本国内の学校に導入されている学習支援クラウドサービス「Classi」へのアダプティブラーニング(個別適応学習)の提供が、本格的に開始することとなります。





Knewton は、世界で 1,000 万人に活用されているアダプティブラーニングエンジンで、生徒の学習理解度に合わせて、学習するべき内容を個別最適化し、生徒一人ひとりに対して、次に取り組むべき問題の提案を行うもの です。

近年、生徒の学力が多層化しており、生徒個別の特性に適応した学習を提供できるアダプティブラーニ ングへの注目が高まっています。

Classiは、昨年世界有数のアダプティブラーニングシステムを持つアメリカのKnewton 社と日本初のパートナーシップに合意し、全国の高校を対象に共通のテスト受験後の理解度に合わせて、個別学習を薦める仕組みを導入するといったアダプティブラーニングの実証研究を実施しました。

全国の Classi 導入校で実施した実証研究では、偏差値換算で 1~5 ポイントの学力向上効果や、生徒の学習時間の増加及び満足度の向上が見られ、Classi が提供する ICTサービスを学校現場で活用した場合の効果が、確認できました。

このたび、Knewton が採用されたのは、この採用実証研究の結果を受けてのこととなります。Classi は、教育系大手出版社が提供する各教科のベストセラー問題集から選抜された5万問が使い放題となる「問題集パック」に Knewton をが採用しました。

こうしたことによって、先生が生徒に共通の問題を出題したあと、Knewton が生徒の理解度を元に、次の問題から生徒一人ひとりに異なる問題を出題できるため、幅広い授業設計が可能 になります。

個別にしっかりと対応できるのは、かなりの安心感がありますね。



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投稿者 kksblog : 2016年05月21日 09:19


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