●低年齢層の子どものネット利用実態と、その保護者の意識実態調査アンケート報告について | 安心ネットづくり促進協議会 (2016年04月19日)
安心ネットづくり促進協議会が、「低年齢層の子どものネット利用実態と、その保護者の意識実態調査アンケート報告」について、まとめたものを公開しました。
スマートフォンやタブレット端末などに、幼児や小学校低学年の児童が接する機会が増えており、学習教材として活用されるケースの他にも、親の端末を借りての動画視聴やゲーム等を長時間行う子どももいます。
アンケートは、こうした時事課題を受け、幼児・児童および保護者のネット利用の実態を把握し、低年齢層に向けての啓発手法・テーマ等を検討するため、実施されたものです。低年齢層の幼児、児童のネット利用実態把握、低年齢層の保護者のネット利用実態把握のため行ったアンケート調査でした、
調査時期は、2015年12月7日~2016年1月25日で、保護者に対してのアンケート調査で、対象は、未就学児(0歳~6歳)、小学生低学年(1年~3年)およびその保護者です。
調査の結果は、以下のようになっています。
まず、幼児保護者の64%、小学校低学年保護者の72%が、「なんらかの方法で子どもにインターネットを使わせている」と回答しました。
幼児の38%が「スマートフォンでインターネットを利用している」と答えており、小学生になるとスマートフォンの利用率が若干下がって、タブレットやパソコン、ゲーム機を使ったインターネット利用が増えており、利用機器の多様化傾向がみられます。
幼児期には、ゲーム、動画視聴(youtube等)や、写真を観る、知育の用途が多く、小学生になると、メール、メッセンジャー、検索などの利用が増加しています。
こうした中、保護者が子どもにインターネットを利用させる上で不安に思っているのは、幼児の場合には「身体・発達への影響への不安」が高く、小学生になると「学習・成績への影響」が高くなる傾向がありました。
また、保護者自身がインターネットの適切利用に自信がない場合は、「子どもへのネット利用の教育もあまりできていない」という回答が多い傾向にあります。
インターネットが当たり前になっている現代の子ども達には、大人がサポートしながらの利用が、やはり必要ですね。
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投稿者 kksblog : 2016年04月19日 00:54