●子どもネット研、秋田県との協働による保護者向け教育啓発事業の振り返りレポートを公開 (2016年04月07日)
子どもたちのインターネット利用について考える研究会が、秋田県との協働による保護者向け教育啓発事業の振り返り、レポートを公開しました。
「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」は、平成25年度より秋田県と協働で、保護者向け教育啓発事業「大人が支える!インターネットセーフティの推進」に取り組んできました。
このたび、三カ年計画で始まったこの事業の最終年度末にあわせて、事業の内容や得られた知見などが取りまとめられたレポートが、秋田県内外の自治体担当者向けに作成され、公開されることとなりました。
秋田県の「大人が支える!インターネットセーフティの推進」事業は、「家庭教育支援(保護者向けの教育啓発)」の一環として行われており、次のような特徴を持ちます。「全県的体制の構築、複層的啓発手法」、「インターネットの健全・活用をめざす」、「民間との協働による取組の推進」といったことです。
具体的に行われたことは、県庁出前講座の実施、「保護者に直接届く」教育啓発コンテンツの提供、「ネットに少し詳しい」地域サポーター養成講座の開催、県及び団体の会合等で啓発促進、そして、インターネットセーフティ推進委員会の開催、などの要素で構成されたものです。
このたび、公開されている子どもネット研のレポート『秋田県「大人が支える!インターネットセーフティの推進」での「地域サポーター養成講座」への取り組みから見えてきた保護者啓発成功のポイント』では、上記にある「地域サポーター養成講座」を中心に、事業の実践にて得られた知見がまとめられており、アンケート調査の質問票全文や、配布教材、受講者の声などが収録されたものが公開されています。レポートの詳細はhttp://www.child-safenet.jp/activity/2429/ にてご覧になれます。
秋田県では家庭教育支援の一環として、地域ぐるみで子どものネット健全利用を支えるための仕組みづくりに来年度以降も取り組む予定としています。平成28年度は、これまでの実施項目に加えて、県として市町村による持続可能な体制づくりを支援するべく、指導者養成や教師用ガイドブックの制作などの計画があります。
県全体で子どもたちのために取り組んでいることは、他の地域でも参考にしたいことがたくさんありそうですね。
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投稿者 kksblog : 2016年04月07日 07:29