●世界一大きな授業2016 (2016年04月27日)
「世界一大きな授業2016」が開催されています。
「世界一大きな授業」は、世界の教育の現状を世界中で同じ時期に学んで、教育の大切さについて考えるという世界規模のイベントです。今年は、4月16日(土)から開催されており、5月31日(火)までの実施となります。
現在、世界で小学校に通えない子どもは5,780万人いて、読み書きができない大人は7億8,100万人もいます。
ミレニアム開発目標で定められた「初等教育の完全普及」は、残念ながら達成されませんでしたが、2015年9月に国連総会で、2030年までの新しい目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。つまり、2030年までにすべての子どもが質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を受け、大人の識字率も大幅に改善することが新たな目標として掲げられたわけです。
2015年の「世界一大きな授業」には、全都道府県から7万2463人が参加し、過去最高の人数となりました。世界では、100か国以上が参加し、参加者の声を各国政府に届け、教育政策に反映するよう働きかけられます。
申込みは今も可能で、締切は5月25日となっています。申込みをすると、世界の教育の現状やマララさんの活動について学べる教材、そして、本当に必要な教育援助とは何かを考える教材が提供されます。映画「わたしはマララ」の映像を使っての教材もあります。
参加登録の申込みをすると、教材をダウンロードすることができます。教材は、小学生から大学せ、また大人にも利用できます。その教材を使って4月16日(土)から5月31日(火)までに授業を実施し、実施報告を6月30日までに送ると参加証がメールにて届けられ、その後8月下旬に報告書が郵便にて届くこととなっています。
知ることは大切で、そこから個人個人がさらに何かに繋げていったり、何かの発想に広げていくことができたりする可能性も秘めていますね。
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投稿者 kksblog : 2016年04月27日 04:20