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オリンピック・パラリンピック教育推進のための教材を作成~東京都 (2016年03月30日)

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東京都教育委員会が、全公立学校におけるオリンピック・パラリンピック教育推進のため、オリンピック・パラリンピック学習補助教材『オリンピック・パラリンピック学習読本・映像教材』と都独自の英語教材『Welcome to Tokyo』を作成しました。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツに親しみ、知・徳・体の調和のとれた人、日本人としての自覚と誇りを持ち、自ら学び行動できる国際感覚を備えた人の育成等を目指します。

『オリンピック・パラリンピック学習読本・映像教材』は、オリンピック・パラリンピックについての基礎的な知識の理解と「オリンピック・パラリンピックの精神」「スポーツ」「文化」「環境」について「する」「観る」「支える」活動につなげる「学ぶ(知る)」に活用します。

学習読本は、オリンピック・パラリンピックの歴史や意義、開催に伴う社会の変化や人々の努力、スポーツのすばらしさ等、基礎的な内容を発達段階に応じて掲載。また、学習内容と関連させて、調べたり話し合ったりする活動や、「する」「観る」「支える」活動につなげる「学習の扉」を掲載しています。都内公立小学校4年生以上の全児童・生徒に配布します。

映像教材は、オリンピック・パラリンピックの意義や歴史、大会の様子、オリンピアン・パラリンピアンの言葉、大会を支える人々等について映像で表現。各教科や道徳、総合的な学習の時間と関連付け、補助教材として、主教材として、学習材料の一つとして活用できます。都内全学校に配布します。

『Welcome to Tokyo』は、日本・東京の文化、歴史等の理解の促進、英語によるコミュニケーション能力の伸長、オリンピック・パラリンピックに向けた国際理解教育の推進をねらいとしています。冊子教材及びDVD教材は都内公立小学校5年生以上の全児童・生徒に配布します。

Elementary(初級編)、Basic(基礎編)、Intermediate(発展編)の3種類があり、「伝統文化」「生活文化」「自然・地域」「科学技術」「東京の歴史」の5つの分野にわたり、東京都62区市町村の特色を取り入れながら内容を作成しています。「読む」「聞く」ための素材である本文、「書く」「話す」ことを中心としたアクティビティのほか、課題解決学習を行うプロジェクトやコラムにより構成されています。

小学校の総合的な学習の時間や外国語活動、中学の英語授業などに活用し、東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げ、成功させる若い力になることが期待されますね。


『オリンピック・パラリンピック学習読本・映像教材』と『Welcome to Tokyo』の配布について | 東京都



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投稿者 kksblog : 2016年03月30日 22:46


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