●全国高校生エコノミクス甲子園 新潟県立新潟高等学校が優勝 (2016年03月25日)
高校生を対象とした金融経済教育クイズ大会「マニュライフ生命カップ 第10回記念 全国高校生金融経済クイズ選手権 エコノミクス甲子園 全国大会」が今年2月に開催され、新潟県代表の新潟県立新潟高等学校が、全参加44校による熱戦を制して優勝しました。
このイベントは、マニュライフ生命がメインスポンサーとして協賛し、認定NPO法人金融知力普及協会が開催したもので、高校生に楽しみながら金融・経済について学んでもらおう、という目的で誕生したものです。単純な金融経済の知識でなく、新聞やニュースを元にした時事問題や、お金に関するトリビア、より生活に根ざした家庭科など、幅広く「お金」に関する知識が問われます。
今大会では、地方大会を含めた予選には2名1チームとして合計410校より2,242人が応募し、全国大会には42の地方大会郵送校とインターネット大会の優勝校、および特別記念枠1校が参加し、史上最多の計44校が参加しました。優勝した新潟高校チームには優勝トロフィーと、副賞としてニューヨーク証券取引所や金融機関など金融経済に関連する場所を訪問する、ニューヨーク研修旅行が贈られました。
全国大会に出場隊高校生は、前日に実施された筆記試験形式のクイズと、日本航空のブランド戦略をテーマにしたプレゼンテーションラウンドを経て、28日の決勝ラウンドに挑みました。決勝ラウンドには、優勝した新潟高等学校の他、広島代表、神奈川代表、奈良代表の全4チームが参加し、決勝戦の末、新潟高校が優勝を果たしました。
エコノミクス甲子園を企画・主催する金融知力普及協会は、10周年を記念して「エコノミクス甲子園 育英奨学金」制度を導入し、今回3名の生徒への給付を決定しました。この制度は金融知識を自分のため、社会のために役立てたいと考え、かつ経済的理由により大学におけるゆとりある就学が困難な高校生に対し、経済支援を行うことを目的としています。全国大会参加者で所定の条件を満たす場合に応募が可能です。奨学金は4年間毎年50万円が給付され、返済義務はありません。
第1回は地方大会数もわずかで、参加チームが33チームだったエコノミクス甲子園ですが、年々参加人数は増え、第8回からはチーム数が1,000を超えました。金融のこと、社会のことに目を向けて学びたい、と考えている高校生がいて、学ぶ機会が与えられる。挑戦するだけでなく、こうしたマッチングの機会にもなっている、同じようなイベントが今後も続いて、増えていってほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2016年03月25日 23:25