●甲南大学における「教育クラウド・プラットフォームの利活用」実証研究を実施 (2016年03月10日)
甲南大学マネジメント創造学部(CUBE西宮)では、経済と経営を中心として「生き抜く力」「物事をやり抜く力」など創造的なマネジメント能力の育成を目指しています。今までとは全く違う学習方法、カリキュラム、教職員による新しいスタイルの学び方として、2009年より学内の学習環境・設備において「アクティブ・ラーニング」に対応した教室や、講義時間外でも学習の行える「ラーニング・コモンズ」などの空間を先進的に導入してきました。
甲南大学と内田洋行、日本マイクロソフト株式会社は、甲南大学において「Microsoft Azure」を活用した「教育クラウド・プラットフォームの利活用」をテーマとする実証研究を4月1日より実施します。これは甲南大学の学び方変革によって、教職員や学生にさらにICTの利活用が求められることから、日本マイクロソフトが新たに実証研究を行うものです。
甲南大学では、学習に関わるさまざまなものをインターネットに接続し、そこで集められた情報を教育・学習支援に活かす次世代の教育学習環境を構築するための実証研究を行います。内田洋行のアクティブ・ラーニング支援アプリ「MOVARI」、ソフトウェア配布・管理システム「Download Station」などを活用し、教育や学校運営を円滑に行う取り組みを行います。
内田洋行では、「MOVARI」をベースとして、学習支援コミュニケーションツール、学習のコミュニケーションを含めた活動履歴を教員が円滑に把握、活用できる仕組み、授業などで必要なアプリケーション・ソフトウェア媒体を円滑に配布・管理できる仕組み、などの事柄について検証します。
日本マイクロソフトでは、同社のクラウド環境を振るに用いたBYODおよびマルチデバイス対応の技術検証を行います。先行して「Office 365」を活用した実証研究を行っていましたが、クラウド活用の普及を想定し、「Microsoft Azure」を内田洋行の教育BYODに追加・連携して活用するソリューションの開発を支援します。
これら一連の検証実験を通して、アクティブ・ラーニングの活性化、ラーニング・コモンズの拡がりが見られることに期待したいですね。
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投稿者 kksblog : 2016年03月10日 22:56