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インテル、東京都教育委員会の「東京ベーシック・ドリル」をアプリ化 (2016年03月08日)

basicdrill_160308.jpg東京都教育委員会では、小学校1年生から4年生までの国語・算数・社会・理科の基礎的な学習内容および知識を身につけるために「東京ベーシック・ドリル」という教材を製作しました。都内の公立小学校などで学習用プリント教材として積極的に活用されており、また東京都教育委員会のホームページからダウンロードすることができます。

この「東京ベーシック・ドリル」からインテル株式会社によってWindowsパソコン・タブレットに対応したアプリ「東京ベーシック・ドリル学習アプリ」ができました。インテルは東京都教育委員会からドリルの使用許諾を得て、東京都内の自治体教育委員会、または管轄の小学校への無償提供を目的に開発しました。

「東京ベーシック・ドリル学習アプリ」の活用により、学校でドリルを使った学習を実施する際、従来の教員による紙への印刷や、準備・管理の負荷を大幅に削減することができます。また、タブレットがまるごと「東京ベーシック・ドリル」の問題・解答集になるので、授業や自習時などにドリルを活用した個別・習熟度別学習や、家庭への持ち帰り学習などに使えます。Windowsパソコン、タブレットを使用して学習することによって、教育現場でのICT教育の普及推進にもつながると考えられます。

アプリには「れんしゅうコード」という機能があり、これによって今日か単元の選択されたドリル問題だけを学習することができます。パソコン上で、れんしゅうコード生成アプリを使って単元のドリルの問題番号を選択し、生成されたコードをドリル学習アプリに入力すると、タブレット上に選択した問題番号のドリルだけが表示されます。苦手単元を集中的に学習するのに役立ちそうです。

タブレットを教室のテレビモニターやプロジェクターに接続操作すれば、ドリルをモニターなどに投影しながら授業をすることができます。また、Windows版ではPDFファイルに埋め込んだ動画、音声も再生可能です。教育委員会や教員が作成したオリジナルのドリル(PDFファイル)も簡単に登録することができます。

膨大な枚数のドリルが手元に納まって、個別指導にも授業にも使えるので、忙しい先生達の良い助けになりそうですね。操作が簡単で子どもたちにも使いやすく、ICT教育の足がかりとして一役かってくれるかもしれません。

東京ベーシック・ドリル学習アプリ

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投稿者 kksblog : 2016年03月08日 14:49


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