●水ロケットのアジア大会「APRSAF-23水ロケット大会」日本代表団募集中 (2016年03月16日)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)には、子どもたちに宇宙の教育活動を行う「宇宙教育センター」があります。実際の教育現場、学校と一緒に行う「学校教育支援活動」、小・中・高校生を対象に、それぞれの年代に応じたJAXA独自の授業を行う「社会教育支援活動」が主な活動です。
宇宙教育センターでは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)宇宙教育普及分科会の勧告を受け、水ロケットに取り組んでいるアジア太平洋地域などの同年代の仲間と、水ロケット打ち上げ競技を通じて宇宙・科学技術の知識を交換したり、国際交流プログラムなどを通じて友情の絆を深めたいという中高生を対象として、2005年よりAPRSAF水ロケット大会(AWRE)への日本代表学生を派遣しています。現在、2016年11月に開催予定のAPRSAF-23水ロケット大会に、日本代表団として参加する中高生を募集しています。
募集対象は学校や公的機関が認可した青少年団体の代表で、3名1組のチームです。チーム構成は学校教師と生徒2名、あるいは青少年団体のリーダーと団員2名。」参加資格は中学2年生から高校1年生、ただし、2016年11月13日現在、16歳以下の方に限ります。応募締め切りは5月27日、「参加申請書」と「作文」を提出します。作文は、「水ロケットとの関わりとその中で感じたこと」がテーマです。
第1次審査の書類選考の後、第2次審査では面接審査および水ロケット打ち上げ実技審査があります。ここでは、審査で使う水ロケットをあらかじめ制作して持参する必要があります。また、面接審査では5分間の自己紹介及び地元の紹介を、英語で行うのだそうです。そして日本代表に選ばれたチームは、8月に日本代表研修を受け、11月にフィリピン・マニラ郊外で開催される大会に派遣されます。
11月に行われる大会では、アジア・太平洋地域から同世代の子どもたちが集まって、水ロケットの正確な飛翔を競います。定点競技の的の中心へ、最も近く水ロケットが落ちた人が優勝となります。2014年には日本で大会が開催され、日本の中学生2人が入賞しています。水ロケットはペットボトルや牛乳パックといった、身の回りの廃品で手軽に作ることができます。それだけに思うように飛ばすには細かい調整や工夫が大事になってくるのでしょう。面白そう、と思ったらまずチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2016年03月16日 01:54