●教育機関で7割がIT製品の導入や刷新に前向き~TechTargetジャパン (2016年03月14日)
TechTargetジャパンが、教育機関のIT製品導入の実態や関連製品の導入状況について調査するために、『教育機関のIT導入に関する読者調査』を実施しました。
調査対象は、学校や学習塾、教育委員会など、教育機関でのIT製品/サービスの導入に関与する読者です。
調査結果からは、読者の勤務先や管轄下の教育機関がIT導入を進める上での課題や目的、導入中または検討中のIT製品などが明らかになりました。
IT製品の導入・活用状況を聞いたところ、「現在導入/刷新を進行中」が24.0%、「導入/刷新に向けて予算や導入時期を具体的に検討中」が16.0%。「すぐに導入/刷新はしないが、情報収集を継続」(30.0%)を合わせると、7割がIT製品の導入/刷新に前向きなことがわかりました。前回調査より少し下がりましたが、教育機関のIT導入/刷新意欲はいまだ高いようです。
タブレットに注目する教育機関も依然として多く、授業や講義で今後導入したい端末/ネットワーク製品を聞くと、「iPadシリーズ(iPad miniを除く)」が37.0%、「2-in-1端末(ノートPCとしてもタブレットとしても使える端末)のWindowsタブレット」が32.0%と、タブレットが1位、2位を占めています。また、タブレット活用時の必需品ともいえる「無線LANアクセスポイント」も28.0%が導入意欲を示しています。
今後IT投資を進めたい分野については、「アクティブラーニング(能動的学習)」が63.0%と、2位の「反転授業/反転学習」(38.0%)に2倍近くの差をつけています。学習者の能動的な学習を促すアクティブラーニングは、ITの活用が前提というわけではありませんが、アクティブラーニングをより効果的かつ効率的に進めるために、IT製品を生かそうとする教育機関は少なくないようです。
アクティブラーニングはこれからの教育にかなり注目されていることからも、関心の高さがうかがえます。調査結果の詳細はTechTargetジャパン会員限定で無料ダウンロードできます。
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投稿者 kksblog : 2016年03月14日 11:22