●防災意識を高めるジュニア防災検定(JBK)、第3回表彰式開催 (2016年03月27日)
地震・津波や落雷、豪雨などの自然災害に対して、自分の命を自分で守れる“防災力”を養う目的の「ジュニア防災検定」。27年度受検者の中から、優れた課題提出者への第3回表彰式が3月27日、東京・拓殖大学文京キャンパスの後藤新平・新渡戸稲造記念講堂で開催され、「事前課題特別賞」37人、「事後課題優秀賞」70人、「成績優秀賞」36人の児童・生徒が表彰状を授与されました。
表彰式に続いて受賞者4組の作品発表がありました。その一つの事後課題優秀賞の山口知宏さん(岐阜・各務原市立鵜沼第二小学校6年)、若山明日香さん(同)は、市が行った防災キャンプに参加して学んだ知識や体験を、地域の防災マップ作りに役立てました。段ボールで寝床を作った避難所体験や、断層跡から過去の地震の歴史を学び、地図と年表を組み合わせたマップにまとめたそうです【=写真】。
また今回の表彰式では、第1回検定から団体受検に取り組んでいる5校(清風学園清風中学校、桃山学院中学校、日本大学中学校、日本大学豊山中学校、佐野日本大学中等教育学校)に「特別賞(学校賞)」が贈られました。各学校とも同受検を生徒の防災意識づくりのきっかけとして活用。避難訓練と組み合わせたり、校外学習で地域の防災施設見学との連動を図るなど、工夫している様子が紹介されました。
同検定は予算措置による団体受検が全国12自治体に上り、来年度以降も拡大が見込まれています。来賓のあいさつで文部科学省の和田勝行健康教育・食育課長が「日本全国どこでも起こりえる自然災害、大切なことは自分の命を自分で守れる力。将来の防災リーダーとして地域の防災力を担う人材に」と期待をこめるなど、地域の防災力の向上に貢献できるものです。
ジュニア防災検定HP http://www.jbk.jp.net/
« 関西大学 黒上晴夫教授とロイロノート・スクールのシンキングツール機能に向けた共同研究を行います | トップページへ クラウド録画型防犯カメラの『あんしん保証サービス』 保証期間延長でさらに安心 »
最新記事一覧
- 教職課程でオンライン学習 次世代型の指導スキルを育成【リクルート】(2016年09月28日)
- 日本のアクティブ・ラーニングを当たり前にする【日本アクティブ・ラーニング学会】(2016年09月23日)
- 作って動かして使ってみよう iPadでプログラミングを学べるアプリ(2016年09月22日)
- 人工知能解析で「解けない問題」の予測からつまづきの防止へ(2016年09月21日)
- 科学技術系人材のグローバルな活躍を推進する【グローバルサイエンスキャンパス】
- TOEFL教材3点セット 秋の割引キャンペーン【秋のTOEFL iBT®テスト ゴールを目指せ!キャンペーン】
- 高等学校等における政治参加に関する学習活動に係る調査研究を公募(2016年09月20日)
- シートベルトを使わないチャイルドシート【タカタ・三越伊勢丹】
- 「子どもの英語学習に関する実態調査」~ジャストシステム
- IoTを題材とした中高生向け授業プログラムで情報キャリア教育を支援
- プログラミング的思考を育てる算数学習サービス STEM101 Think
- スマホ対応で多忙な学生のスキマ時間を有効活用~英語ニュース教材配信サービス「ABLish(エイブリッシュ)」
- 子どもの安心・安全な道具体験を支援する【ビクトリノックス・ジャパン どうぐ体験応援団】(2016年09月16日)
- 小学5・6年生対象 アクティブ・ラーニング&プログラミング学習【ワオ・コーポレーション】
- マインクラフトで宮沢賢治「やまなし」の世界を表現
投稿者 kksblog : 2016年03月27日 14:14