●政治や選挙等に関する高校生向け副教材『私たちが拓く日本の未来』 (2016年02月12日)
文部科学省では、総務省と連携し、政治や選挙等に関する高校生向け副教材『私たちが拓く日本の未来 有権者として求められる力を身に付けるために』とその活用のための教師用指導資料を作成し、ホームページで公開しています。
平成27年6月に、選挙権年齢を満18歳以上に引き下げる公職選挙法改正法が成立し、新たに有権者となる若い人たちの政治や選挙への関心を高め、政治的教養を育む教育の必要性はさらに高まっています。そのため、生徒に対する指導や研修に役立つ教材となっています。
高等学校等における政治的教養を育む教育の一層の充実に資するよう、政治の仕組みや意義、選挙の実際についての解説(解説編)、話合いやディベート等の手法や、選挙管理委員会等と連携した模擬選挙や模擬議会等の実践的な学習活動の紹介(実践編)、投票と選挙運動等についてのQ&Aなど(参考編)で構成。指導資料は、本副教材を高等学校等で活用する際の留意点などをまとめたものとなっています。
活用については、公民科における指導はもとより、総合的な学習の時間や特別活動等における指導でも活用することが期待されます。特別活動や総合的な学習の時間などにおいて、公職選挙法等に則り有権者として適切に行動できるようにするため、同法や選挙の具体的な仕組みに関する指導を行うとともに、各教科の授業も含め、民主政治の基本である話合いや討論に関する指導を優先的に行うことを求めています。さらに、政治や選挙に関する制度やその意義の理解を深める指導や、模擬選挙、模擬請願、模擬議会といった実践的な学習活動も行うこともすすめています。
18歳での選挙参加により、自分が暮らしている地域の在り方や日本・世界の未来について考える若者が増えるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2016年02月12日 17:50