●地域のみんなで子どもたちの未来を考えるワークショップのすすめ (2016年02月03日)
文部科学省では、地域とともにある学校づくりを推進しています。平成26年度文部科学省委託事業「学校と地域の協働体制を確立するためのプログラム開発~学校の総合マネジメント力強化に関する調査研究」により、パンフレット『地域のみんなで子供たちの未来を考えるワークショップのすすめ』を作成しました。
学校と地域が協働していくことは大事なことです。そのためには、地域と学校に関わる多様な立場の人たちが参加し、「関わって良かった!」と実感できる結果につながるような熟議のテーブルを作ることが大切です。パンフレットでは、全国各地で先進的に進んでいる協働事例とそこに携わる方たちからの知見をもとに開発された「熟議を基盤に学校と地域が協働していく気運を高めるワークショッププログラム」を紹介しています。
ワークショップは、学校と地域の関係者がコミュニケーションを深めながら、取り組まれることによって、結果として「協働」への気運につながることを目指して組み立てます。パンフレットには、ワークショップの「概要」「特徴」「ポイント」について説明があり、実施レポートも掲載されています。事例からワークショップの効果をみることができます。
子どもたちが豊かで健やかな成長を遂げるために、また現在の学校や子どもたちが抱える課題や家庭・地域社会が抱える課題等を解決していくためにも、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果たしつつ、社会総掛かりでの教育の実現が今こそ必要です。そのために、地域とともにある学校づくりに向けて必要なことは、関係者が当事者意識をもって「熟議を重ねること」、学校と地域の人々が「協働して活動すること」、学校が組織として力を発揮するための「マネジメント力の向上」が挙げられています。学校と地域それぞれが互いを理解し合い、地域とともにある学校づくりが確率するといいですね。
« 小中高の8割が『全校的にICT活用』 デジタル・ナレッジが調査結果を公表 | トップページへ 学校施設等における吹き付けアスベスト等の対策状況フォローアップ調査等の結果について~文部科学省 »
最新記事一覧
- 平成28年度「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業(2016年03月08日)
- 実社会との接点を重視した課題解決型学習プログラムに係る実践研究(2016年03月07日)
- 伊勢市の中学校の給食にサミット開催を記念して販売中の「スナックサンド 伊勢茶ホイップ&小倉」をフジパンが提供
- 競って学んで「金融知力」をつける「エコノミクス甲子園」 新潟高校が優勝(2016年03月04日)
- 「マヨネーズの日」から期間限定渋谷で営業 マヨのおいしさ、栄養、使い方を知るカフェ(2016年03月03日)
- サイエンス&プログラミング教材『レゴ(R) WeDo 2.0 基本セット』発売記念、『レゴ(R) WeDo 2.0 カリキュラムパック』無償ダウンロードキャンペーンを4月1日から実施
- 授業中のスマホ活用は約2割『スマホを活用した学習に関する調査』(2016年03月02日)
- 大学卒業までに必要な費用は約900万『教育費負担の実態調査』(2016年03月01日)
- 「子供の未来応援国民運動」公式Facebookページ開設~内閣府(2016年02月29日)
- 高速道路の建設現場を見学できる貴重な体験「親子で“なるほど!高速道路発見”」参加者募集中(2016年02月25日)
- 最優秀校に5校「全国健康づくり推進学校」~日本学校保健会(2016年02月24日)
- 「しゃべる地球儀 パーフェクトグローブ GAIA」発売~ドウシシャ
- 「なるほどkids はっておぼえる」シリーズから世界の国旗、はじめてのえいごなど4タイトル新発売~昭文社(2016年02月23日)
- 『教育・生涯学習に関する世論調査』の結果を公表~内閣府(2016年02月22日)
- 「第18回全国中学高校Webコンテスト」の受賞結果が発表されました
投稿者 kksblog : 2016年02月03日 23:18