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「第18回全国中学高校Webコンテスト」の受賞結果が発表されました (2016年02月22日)

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「第18回全国中学高校Webコンテスト」の受賞結果が発表されました。

このコンテストは、特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会(JAPIAS :ジャピアス)が主催するもので、このたび「SITK子供貧困サミット」が、見事、最優秀賞および文部科学大臣賞を受賞しました。

昨年5月より募集が開始された、このコンテストには、 全国から363チーム(1,526人)
が応募し、3段階による審査の結果、16チームがファイナリストとして選ばれました。

最終的な順位は、2月20日に行われたファイナリスト各チームによるプレゼンテーショ
ンの後、最終選考会にて決定し、続けて行われた授賞式にて発表されました。

プレゼンテーションを含む総合的な審査の結果、芝浦工業大学柏高等学校の高橋七海さん、鈴木悠美さん、新千春さん、岡田璃香さんの4名が制作した作品「SITK子供貧困サミット」が最優秀賞および文部科学大臣賞に輝きました。

この作品は、「子供の貧困問題」の当事者となりうる中高生を対象に、貧困が日本の将来にどのような影響を及ぼすのかについて、考え、学べるものです。

作品では、深刻になりがちな話題が、ポップなデザインや親しみのあるキャラクターを使ってわかりやすく伝えられています。

また「子供未来憲章」を提唱し、閲覧者にも考え、行動する指針を示すなど、発展的な作品に仕上がっています。

この作品は、最終審査員から「難しい話題だからこそWebでのまとめ方を工夫したり、意見を多岐にわたり提示していたりと、内容面、表示面ともにうまくまとめられている。自分たち自身の課題というメッセージ性を出している点も素晴らしい。」と高い評価を受けました。

このチームには、併せて「日本オラクル特別賞」が授与され、副賞としてメンバー全員にハイブリッドPCが贈呈されました。

「経済産業大臣賞」には、私たちの生活に身近な「服」を通して、環境問題について考えた高校生の作品「ふくのはなし」が選ばれました。

また、「総務大臣賞」には、子どもたちや外国人にも人気の「忍者」について、役割、修行法、食事、歴史など、複数の視点から紹介した中学生の作品「歴史に潜む忍者たち」が選ばれました。

参加する側には、コンテストが何かを考えるきっかけとなり、また、見る側にとっては若い人たちの新鮮な観点が楽しめるコンテストですね。

第18回全国中学高校Webコンテスト受賞結果発表

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投稿者 kksblog : 2016年02月22日 03:58


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