●高校生のためのグローバルリーダーシップ・シミュレーション (2016年01月28日)
スーパーグローバルハイスクール(SGH)の中の取り組みで、「高校生のためのグローバルリーダーシップ・シミュレーション」が行われています。
このコンピュータ・シミュレーションは、「SGH・次世代を担う高校生のグローバル意識と行動に関するアンケート調査」の分析結果に基づいて導き出されたものです。
そして、このシミュレーション演習を通し、自らが次世代グローバルリーダーとしての能力を発揮するため、どのようなコンピテンシー(判断や行動)が必要であり、どの部分を強化していくべきなのか?という気付きを得るための機会となることを目標としています。
スーパーグローバルハイスクールは、高等学校等におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通し、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付けた上で、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的としており、全国各地に指定校があります。
指定校では、目指すべきグローバル人物像を設定し、国際化を進める国内外の大学を中心に、企業、国際機関等と連携を図り、グローバルな社会課題、ビジネス課題をテーマに横断的・総合的な学習、探究的な学習を行っていきます。
その一環の中での今回のコンピュータ・シミュレーションは、「異文化チームの白熱した議論〜日本人高校生リーダーの果たすべき役割」というテーマで行われており、パソコン画面上で、順に三者択一の質問に答えていきます。
まず、「あなたは、北米の有名大学が主催し、世界中の国々から高校生が集うサマープログラム(夏休みの短期留学プログラム)へ参加することになりました。 このプログラムの授業では、5人ごとに一つのチームに分かれ、『地球温暖化問題』について議論し、チームとして解決策を導く課題が与えられています。」という設定で質問が始まります。
「チームのメンバーは、国籍も違い言葉も違い、話し合いの中で、それぞれの出身国での『地球温暖化』に対する立場も違うため、感情的になりながらの話し合いで、あなたはどういった行動をしますか?」という内容で、質問に答えながら自ら考えていくようになっています。
最後には答えた内容で点数評価が出てきます。
具体的な設定で、具体的な状況を想像しながら考えることは大切なことですね。
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投稿者 kksblog : 2016年01月28日 06:03