●大学・短期大学の約半数が、入試で「漢検」を評価・活用~活用校数は4年連続の増加 (2016年01月22日)
大学・短期大学の約半数が、入試で「漢検」を評価・活用しており、その活用校数は4年連続で増加していることが、わかりました。これは、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が「漢検」の資格活用状況調査を行った結果わかったものです。
日本漢字能力検定協会は、 2015年8月1日から10月31日の3ヶ月の間で、 全国の大学・短期大学を対象に「日本漢字能力検定(漢検)」の入学試験等における活用状況調査を実施しました。
その結果、 入学試験で漢検を評価・活用している大学・短期大学は1,078校中532校で、 入学試験以外で評価・活用している大学・短期大学は1,078校中58校である、などのことが、わかりました。
この調査は、文部科学省の「検定試験の評価の在り方に関する有識者会議」より発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』について(検討のまとめ)」に基づいて行われるものです。
調査対象は全国の大学749校、 短期大学329校の合わせて1,078校で、調査項目は「2016年度入学試験や単位認定等における「漢検」の評価または判断材料としての活用有無」、また「活用している学部、 入試種別、 科目、 対象級、 活用の詳細」でした。
日本漢字能力検定協会では、この調査によって、学校教育課程や入学試験等での検定の活用状況についての実態を把握することだけでなく、生徒や学生、保護者、教員の方々への進路選択の参考や学習の励みになる情報、 保有資格を積極的に活用するための情報を開示しています。
漢検を入学試験で活用する大学・短期大学は2012年度入試(2011年度調査)から4年連続で増加しており、調査で多くの大学・短期大学が、 「漢検は基礎学力の証明になる(190校)」、 「学習意欲の指標になる(144校)」と回答しています。
基礎的な力あっての学問ということが、よくわかりますね。
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投稿者 kksblog : 2016年01月22日 00:17