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文科省、私立学校施設の非構造部材の耐震点検及び耐震対策の状況調査結果の概要を公表 (2016年01月06日)

文部科学省は、私立学校施設の非構造部材の耐震点検及び耐震対策の状況調査結果の概要を公表しました。

耐震点検の実施率は65.7%です。点検実施校における耐震対策の実施率は76.4%です。全学校における耐震対策の実施率は50.2%になっています。学校法人等における屋内運動場等の部材ごとの耐震点検の実施率は天井材は44.5%、照明器具は44.8%、外壁(外壁材)は44.5%、バスケットゴールは47.6%になっています。落下防止対策が未実施の吊り天井を有する屋内運動場等の棟数は1204棟で屋内運動場等の全棟数4824棟の25%です。

学校別に耐震点検の実施率は幼稚園及び幼保連携型認定こども園が66.1%、小学校が67.5%、中学校が65.9%、高等学校が63.5%、中等教育学校が57.1%、特別支援学校が46.2%になっていて、特別支援学校の実施率が他と比べると低いことが分かりました。

耐震対策の実施率においても、幼稚園及び幼保連携型認定こども園が51.7%、小学校が47.7%、中学校が46.1%、高等学校が43.1%、中等教育学校が50%、特別支援学校が38.5%と特別支援学校の実施率が低いことが分かりました。

都道府県別の耐震点検の実施率は佐賀県が29.7%と低い一方で千葉県が96.2%と非常に高く差が出ました。全私立学校における耐震対策の実施率は佐賀県が16.8%と低い一方で新潟県と埼玉県が80%台と高くなっています。

詳しくはこちらをご覧下さい。

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投稿者 kksblog : 2016年01月06日 11:05


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