●高校生の将来イメージや進路選択に対する価値意識を調査 (2015年12月14日)
リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルート進学総研が、高校生の社会観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する調査『高校生価値意識調査』を実施しました。
調査目的は、高校生の将来イメージおよび進路選択に対する価値意識を把握すること。調査対象は、高校1年生から高校3年生で、大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している男女です。
高校生の政治への関心について、選挙権を取得したら「選挙に行くと思う」は76%、「国や地方の政治に関心がある」は64% ですが、男女別にみると、いずれも男子のほうがポイントが高い結果でした。高校生が関心のある日本の政治課題は、男子は「経済」 「エネルギー問題」、女子は「少子高齢化対策」 「人材活躍強化」 「震災復興」に関する課題への関心が全体値より5ポイント以上高い結果に。なお、「子ども・子育て支援」「女性活躍推進」は男子より女子で20ポイント以上高く、女子の関心度が高い結果でした。
高校生の社会観について、自分の将来が「明るい」と考える高校生は70%で、「明るくない」と考える高校生30%の2倍以上でした。自分自身の将来が明るいと考える理由は、東京オリンピックやアベノミクス効果による景気回復への期待で、一方明るくないと考える理由は、少子高齢化や就職難などへの不安でした。なお、昨年からの景況感は「よくなった」と感じている高校生が22%と、「悪くなった」18%を上回った結果でした。
高校生の結婚/家庭観について、結婚して子どもが生まれてからは、「家庭・家族」を1番大切にしたい高校生は73%で、「仕事」の17%の4倍以上でした。将来、結婚・出産しても働き続けたいと考える女子高生は66%。働き続けたい理由1位は「仕事にやりがいを感じられそうだから」です。一方で、配偶者に働き続けてほしいと考える男子高生は48%。働き続けてほしい理由1位は「夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから」でした。
高校生の4人に3人が「選挙に行くと思う」、女子の子育て支援や女性活躍推進への関心度の高さからも、次世代を担う若者たちが将来をしっかり見据え歩んでいってくれることが期待されますね。
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投稿者 kksblog : 2015年12月14日 20:50