●『平成27年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査』~文部科学省 (2015年12月21日)
文部科学省が『平成27年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査』の集計結果を公表しました。
平成27年度の体力合計点の平均は、小学校及び中学校ともに女子が、平成20年度の調査開始以降、最も高い値で、小学校男子は、調査開始以降最も低い値でした。
小学生の実技調査の種目別にみた場合、男子の上体起こし、長座体前屈、女子の上体起こし、長座体前屈、 反復横とび、20mシャトルラン、50m走が、平成20年度の調査開始以降、最も高い値で、男子の握力、立ち幅とび、ソフトボール投げ、小学校女子の握力、ソフトボール投げが調査開始以降、最も低い値でした。
中学生の実技調査の種目別にみた場合、男子の反復横とび、50m走、中学校女子の上体起こし、長座体前屈、反復 横とび、持久走、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とびが、平成20年度の調査開始以降、最も高い値で、中男女ともに握力、ハンドボール投げが調査開始以降、最も低い値でした。
調査からわかったこととしては、「運動やスポーツが好き」な児童は、「きらい」な児童よりも、 体力合計点が高く、1週間の総運動時間が長いこと、「保健体育の授業は楽しい」と感じている生徒は、「授業で目標や振り返りがある」「友達と助け合ったり話し合う活動がある」「学習内容は 将来役に立つ」と感じている割合が高いことなど。また、体力合計点の高かった学校で、その実施率に全国平均と比較して大きな差がみられた取組は、学年の学校教育活動外での運動実施状況の把握、調査結果を踏まえた授業等の工夫・改善、体力・運動能力の向上のための目標の設定、家庭への子供の体力向上に係る説明・呼びかけなどがありました。
「毎日朝食を食べる」「決まった時間に夕食を食べる」「決まった時間に寝る」など、規則正しい生活習慣が身に 付いている児童生徒の体力合計点は高く、テレビ、ゲーム、携帯電話やスマートフォンのいずれかの使用が長時間になると、体力合計点は低い傾向。調査結果をふまえ、運動への意欲喚起、実施促進を図る取組を行っていくことが必要ですね。
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投稿者 kksblog : 2015年12月21日 23:32