●「良質なたんぱく質は子供たちのケガの予防に」元サッカー日本代表前園さん (2015年11月20日)
去る11月11日は「チーズの日」でした。それを記念して11月11日と12日に都内で「チーズフェスタ2015」(主催=チーズ普及協議会/日本輸入チーズ普及協会)が開催され、日本を含め世界中のチーズが集まり、チーズの試食や販売、冷凍めんとのコラボコーナーでのメニュー提案などが行われ、多くの人でにぎわっていました。
チーズというと大人はワインと一緒に、というイメージが強くヨーロッパのものを想像しますが、実は世界最大のチーズ生産国はアメリカということを知っていましたか。もちろん輸出においても世界最大。アメリカ産チーズには必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質が含まれているので、成長期の子供たちにはおすすめと言えるようです。マイルドなため洋食だけでなく、和食にも取り入れやすいのが特徴です。日本への輸入は飛躍的に増加しており、ここ5年ほどで約8倍となっているそうです。
11月12日のステージイベントでは元サッカー日本代表の前園真聖さん、NPO法人チーズプロフェッショナル協会名誉会長でアメリカンチーズキュレーターの村山重信さんが登壇し、スポーツ選手とチーズについてトークをした後、料理研究家の本田よう一さんによるレシピも紹介されました。前園さんは現役時代、手軽に栄養を摂ることができるという観点からチーズをよく食べていたそうです。現在サッカー教室も開催している前園さんは、技術はもちろんのこと、健康であることや体づくりについても指導をしているそうです。「私たちの頃よりも、子供たちの運動能力や体力が落ちているような気がします。ケガを防止するためにも良質なたんぱく質を摂ることは大切です」と話しました。村山さんによると、たんぱく質の吸収率を見るとチーズは納豆よりも高いそうです。それを聞いた前園さんは「吸収率が良いというのは筋肉を作るために欠かせない」と答えました。
本田さんが披露したレシピは、アメリカンチーズの中からクセがなく食べやすい「モントレージャック」と、オレンジとクリーミーホワイトのマーブル模様が美しいチーズ「コルビ―ジャック」を使いました。「日本古来の調味料にも良く合います」と話す本田さんは、しょうゆを使って粒マスタードでアクセントをつけた「“モントレージャック”の豚巻き照り焼き」、さつまいもと胡麻を和えた「“コルビージャック”とさつまいもの胡麻和え」食パンとトマトを使った「トマトカップの“コルビージャック”グラタントースト」を紹介しました。しょうゆや胡麻など和食で扱う調味料や素材との相性が抜群でした。
写真は左から本田さん、村山さん、前園さん
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投稿者 kksblog : 2015年11月20日 16:53