●視力低下が進む現代の子供たちの目の環境を守る「酸素めがね」誕生 (2015年11月06日)
平成26年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の子供は、小学校30.2%、中学校53.0%で10年前と比べて小学校で4.6%、中学校で2.4%も増加しています。裸眼視力0.3未満の子供も小学校は8.1%、中学校は25.0%で中学生の4人に1はメガネやコンタクトレンズを装用しないと黒板の文字が見えにくいというのが現状です。かつてはテレビの見過ぎや長時間のゲームが視力低下の一因とされていましたが、今や携帯電話やスマートフォンが普及し、学校の授業でもPCやタブレットを使用するなど、子供が目を酷使する時間はさらに増加しています。
株式会社三城では、目と目の周辺の環境に着目し、メガネ周辺に酸素と水蒸気を多く集める「酸素めがね」(5500円 税込)を開発。2000本の先行限定で特設サイトmiki-plusを通じて予約受付を開始しました。「酸素めがね」のフレームにコーティングされた光誘起透明膜が光を利用してメガネ周辺に酸素を集め、フレーム周辺の酸素が増えることで相対的に水蒸気量も増加するそうです。吉祥寺森岡眼科の森岡清史院長は「目の周りに酸素と水蒸気を供給することは大変意義がある」と述べています。
子供の目を守るためにも、視力矯正だけでなく目の環境を考慮することの大切さも養護教諭は知っておいてください。実証実験の結果、「酸素めがね」は機能の無いメガネと比べて、含まれる酸素量に明らかな違いが見られ、水蒸気量は森林浴に近い値になっています。酸素+保湿で眼にやさしい環境を生み出します。メガネやコンタクトレンズが合っていないと、頭痛の原因にもなり、勉強にも支障が生じます。子供は目の環境など気にしないので、先生や保護者など周りの大人が気をつけて、子供の目を守るためにも良いメガネを選んでください。また、子供だけでなく目を酷使する職業である教員にとっても目の環境はとっても大切。「酸素めがね」をかけて目にやさしい環境を与えてみてはどうでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2015年11月06日 09:21