●いじめ発見のきっかけは「アンケート調査など学校の取り組み」が最多に (2015年11月03日)
文部科学省は、児童生徒の問題行動等について、今後の生徒指導施策推進の参考とするため、標記調査を実施しています。今回、再度調査を行った「いじめ」に関する調査結果をまとめ、公表しました。
小中高および特別支援学校におけるいじめの認知件数は188,057件(前年度185,803件)と前年度より2,254件増加。児童生徒1千人あたりの認知件数は13.7件(前年度13.4件)。なお、平成25年度調査での児童生徒1千人当たりの認知件数の都道府県の差が、最大で83.2倍となっていたところ、今回の調査では30.5倍となりました。
いじめの認知した学校数は21,641校(前年度20,004校)、全学校数に占める割合は56.5%(前年度51.8%)。いじめの現在の状況で「解消しているもの」の件数の割合は88.7%(前年度88.1%)でした。
いじめ発見のきっかけは、「アンケート調査など学校の取り組みにより発見」が50.9%(前年度52.3%)で最多。「本人からの訴え」は17.3%(前年度16.8%)。「学級担任が発見」は12.1%(前年度12.8%)。いじめられた児童生徒の相談状況は「学級担任に相談」が73.6%(前年度72.8%)で最多となりました。
いじめの態様のうちパソコンや携帯電話を使ったいじめは7,898件(前年度8,788件)で、いじめの認知件数に占める割合は4.2%(前年度4.7%)。
いじめの早期発見、早期解決のために、目の前に困っている子どもたちがいないかどうか今一度確認してみることが大切ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2015年11月03日 18:30