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グローバル人材の代表格は緒方貞子氏~教育関係者を中心に意識調査を実施 (2015年11月02日)

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教材や教員研修、 カリキュラムデザインの提供を通して英語教育を総合的にサポートするオックスフォード大学出版局株式会社は、 教育関係者を中心とした319名を対象に「グローバル人材育成に関する意識調査」を実施。

同大学出版局は、 来る11月にグローバリゼーションと教育を巡るコンベンションフォーラム「Oxford Day 2015」を開催。 同イベントに先駆け、 教育関係者や学習者が「グローバル人材」をどのように捉えているのかについて調査をおこないました。

グローバル人材に求められる資質について尋ねたところ、 最も多かった回答は「コミュニケーション能力」で、 「異文化理解力」がそれに続きました。 過半数の回答者がこれらの能力を挙げました。 次いで多かったのが「外国語運用能力」でした。

グローバル人材の育成のために有効な手段は何かという質問に対しては、 「異文化コミュニケーション」や「異文化コラボレーション」の重要性を説く回答が最も多く寄せられました。 次いで多かったのが「海外滞在・海外留学」を重要視する回答に。

こうした動的な側面に着目した回答が多く見られた一方で、 「教養を身に付ける」「海外の動向に目を向ける」といった、 内面を強化することに重きを置く意見もありました。

グローバル人材になることの意義、 重要性について尋ねたところ、 世界がグローバル化しているのは紛れもない現実であり、 現代社会を生き抜くうえで、 グローバルな視点を持ち多様性に対して理解を示すことは不可欠な要素であると思うといった回答が最も多く、 全体の25%ほどに。

また、 「世界平和」や「国際的な問題の解決」に貢献するという点で意義があるという意見も散見されました。その一方で、 「視野が広がる」「自己実現をもたらす」といった、 自己研鑽における意義を挙げた回答も10%以上見られました。

「グローバル人材」と聞いて思い浮かぶ人物は(歴史上の人物も可)、 という問いに対し、 最も多かった回答は緒方貞子 国連難民高等弁務官で、 次いで国際連盟の理事長を務めたこともある新渡戸稲造が挙げられました。

いずれも主に日本語を母国語とする回答者からの結果で多かったのに対し、 日本語以外を母国語とする回答者(全回答者の約44%)による結果で最も多かったのはネルソン・マンデラやマハトマ・ガンジーでした。

人材は宝です。だからこそ、未来を支えていく子どもたちを大切に育てていきたいものですね。

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投稿者 kksblog : 2015年11月02日 15:41


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