●スキルアップで情報セキュリティの守りを固める最新の「i-FILTER」 (2015年11月16日)
株式会社デジタルアーツでは、企業・官公庁向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」の最新バージョンとなるVer..9.3を提供開始しました。最新バージョンでは、「検知・防御・教育」の標的型攻撃対策の「かなめ」となる3つの要素を搭載しています。
昨今多発する、標的型攻撃に由来した情報漏洩対策として、内部からの高速なアクセスやWebアクセスの一元化による安全な通信を確保するプロキシサーバーの重要性が見直されています。そこで前述の3つの要素が重要であると考えました。
まず「検知」機能においては、常時リアルタイムにさまざまなシステムのログの相関分析を行い、異常を検知した際はアラート発信できるSIEM(Security Information and Event Management:シーム)製品の導入ニーズが高まっていることから、「Splunk」をはじめとしたSIEM製品との連携を可能にしました。
次に「防御」機能においては、株式会社FFRI、株式会社ラックから提供を受けている脅威情報サイトのデータベース内包による出口対策を実現していますが、新たに国立研究開発法人情報通信研究機NICT)が提供する、悪性URLのデータベースも内包して提供が開始されました。これにより、標的型攻撃対策に有効な出口対策をより強固にし、外部に情報を持ち出そうとする不正な通信を遮断します。
「教育」機能においては、標的型攻撃への組織的対策として従業員・職員・児童の情報セキュリティ教育のニーズも高まっていることから、1日1問、初回のインターネットアクセス時に情報セキュリティに関する選択問題を表示し、合格して初めてインターネットアクセスを可能にする新機能「Test Board」を搭載しました。出題されるサンプル問題は、インターネットルール&マナー検定、GAIT、情報セキュリティ理解度チェックの3団体から提供されており、無料での利用が可能です。
外部に対する守りを強くするだけでなく、教育によって内部のスキルアップも図れるところが画期的ですね。最初はなかなかインターネットにアクセスできない、と嘆くこともあるかもしれませんが、やがて利用する全員が、自然と情報セキュリティに詳しくなっていることでしょう。
SIEM搭載・NICTのデータベース・教育支援機能を搭載した「i-FILTER(R)」Ver.9.3を提供開始|デジタルアーツ
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投稿者 kksblog : 2015年11月16日 16:05