●「はじめてのTOEFL Junior COMPREHENSIVE テスト問題集」刊行 (2015年10月07日)
大学入試に外部英語テストの活用が検討されている中、TOEFL(R)テストでは中高生向けのTOEFLとして、ペーパーベースのTOEFL Junior(R) Standard、コンピュータベースのTOEFL Junior(R) Comprehensiveが開発されました。TOEFL Junior(R) Comprehensiveは、スコアを入試に活用できる大学もあり、注目を集めるテストの一つとなっています。
株式会社くもん出版は、『はじめてのTOEFL Junior COMPREHENSIVE テスト問題集』を刊行しました。TOEFL(R)の中高生版であるTOEFL(R) Junior Comprehensiveテストにヵ年対応した、国内初となる対策問題集です。英語4技能および統合型技能を測るTOEFL(R) Junior Comnprehensiveテストの対策勉強はもちろん、問題集の学習を通じてこれらの力の向上も期待できる問題集です。さらに著者の上原雅子氏による、大学で長年英語指導に携わってきた経験からの、英語力習得に向けたアドバイスも充実しています。
この問題集は6章に分かれています。Chapter1では、TOEFL Junior(R) Comprehensiveテストについて、その開発の目的から内容、テスト当日の流れやスコアレポートの見方など、テストの概略を解説しています。Chapter2からChapter5は、英語の4技能それぞれについての問題解説です。各セクションごとに「テストの形式」「設問タイプや解き方」「サンプル問題&解答解説」の流れで、パート別のテストの概略と、サンプル問題と解説を用いてのテスト対策を掲載しています。
Chapter6は、いよいよ模擬テストです。本番と同型式の模擬テストを紙面上で解きます。実際のテストはコンピュータ上で受けるものですが、こちらでは紙面に書き込み、音声はCD-ROMを使用します。さらに別冊の解答・解説では、Chapter2からChapter5のサンプル問題の和訳とChapter6のPractice Testの解答、解説、スクリプトが掲載されており、答えへの導き硬や理由まで丁寧に解説されているため、復習とテスト対策がしっかりできます。
著者、上原雅子氏はTOEFL Junior(R) Comprehensiveは、日本の高校で学生が触れている英語とのギャップを埋め、橋渡しとなるテストであり、日本で英語指導を行う者として待ち望んでいたテストである、と言っています。「理解できる」から「使いこなす」へ、グローバル社会への第一歩がここにあるのかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2015年10月07日 15:24