« 障害者差別解消法(通称)に対応する学校図書館のあり方~第17回図書館総合展内でフォーラム | トップページへ
●反転授業の認知度は上昇、実際の導入率は低迷続く (2015年10月19日)
調査結果から、反転授業を「知っている」「聞いたことがある」と回答した教員は 51%で、前回調査時より 10%増えていることがわかりました。しかし、「反転授業を行っている」と答えたのは前回調査時とほぼ同等の 2%に留まり、反転 授業の認知度は上がっているものの、実際の導入率は極めて低いままであることが明らかとなりました。
反転授業とは、自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業のこと。
反転授業の導入率が伸びないのは、反転授業の課題として、「授業ビデオにおける教員の負担」「生徒の自宅学習の定着化」「生徒宅のネット整備やタブレット費用負担」などが挙げられています。一方で、反転授業の実施で「学生が予習をするようになった」「理解度が深まった」という意見も。教員の半数が反転授業導入に意欲があり、反転授業の導入で学習者の自主性や思考力、ディベート能力の向上に期待する声が高まっています。
反転授業の導入により、学習者が受け身になりがちな今の学習スタイルを変えることができるのか注目されます。
« 障害者差別解消法(通称)に対応する学校図書館のあり方~第17回図書館総合展内でフォーラム | トップページへ
最新記事一覧
- 反転授業の認知度は上昇、実際の導入率は低迷続く(2015年10月19日)
- 障害者差別解消法(通称)に対応する学校図書館のあり方~第17回図書館総合展内でフォーラム
- 英語を基礎から「使いこなせる」力を育む・4つのオンライン科目を提供~BBT大学
- 神奈川県としてめざす小中一貫教育校の在り方(2015年10月16日)
- 電通が「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」設置
- リコーの文書管理システムが改正電子帳簿保存法に対応
- 『第28回ワールド留学フェアFall2015』東京・大阪・名古屋・福岡で開催(2015年10月15日)
- 6人が同時に書き込み!日立マクセルの電子黒板機能付き超短投写液晶プロジェクター (2015年10月14日)
- 学習プロセスと成果物を蓄積、多様な評価で支援する「まなBOX」提供開始
- 学生の生活実態を調査『私立大学学生生活白書2015』
- “高い波に立ち向かう姿がかっこいい”「セーリング」に親しんでもらう愛称&絵画コンクールの受賞者が決定
- ICT環境の整備を図る自治体のニーズに応じてアドバイザーを派遣(2015年10月13日)
- WindowsタブレットとMicrosoft Azureを活用した新製品の体験版使用の受付を開始 ~イースト
- 「問いをつなぐ学び」5年間の集大成、提案授業等の研究発表会を開催
- 教育現場での使いやすさにこだわった文教専用タブレット発売~富士通
投稿者 kksblog : 2015年10月19日 23:40
コメント