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反転授業の認知度は上昇、実際の導入率は低迷続く (2015年10月19日)

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調査結果から、反転授業を「知っている」「聞いたことがある」と回答した教員は 51%で、前回調査時より 10%増えていることがわかりました。しかし、「反転授業を行っている」と答えたのは前回調査時とほぼ同等の 2%に留まり、反転 授業の認知度は上がっているものの、実際の導入率は極めて低いままであることが明らかとなりました。

反転授業とは、自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業のこと。

反転授業の導入率が伸びないのは、反転授業の課題として、「授業ビデオにおける教員の負担」「生徒の自宅学習の定着化」「生徒宅のネット整備やタブレット費用負担」などが挙げられています。一方で、反転授業の実施で「学生が予習をするようになった」「理解度が深まった」という意見も。教員の半数が反転授業導入に意欲があり、反転授業の導入で学習者の自主性や思考力、ディベート能力の向上に期待する声が高まっています。

反転授業の導入により、学習者が受け身になりがちな今の学習スタイルを変えることができるのか注目されます。


反転授業に関する定点調査報告書 | デジタル・ナレッジ

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投稿者 kksblog : 2015年10月19日 23:40


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