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電通が「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」設置 (2015年10月16日)

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株式会社電通は、学校教育におけるアクティブラーニングの本格的導入を控え、電通総研内に「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」(URL: http://dii.dentsu.jp/activelearning/)を設置しました。

アクティブラーニングとは、従来の教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、生徒自らが課題を発見し、考え、時に話し合うことで、納得のいく答えや解決方法を導き出す能動的な学習方法。

中央教育審議会は、2012年8月28日の「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~」と題した答申で、学校教育へのアクティブラーニングの導入を打ち出しました。

先の見えない時代に未来を切り開いていける次世代人材を育成するためには、社会に出てからも通用する汎用的な能力を身に付けることのできるこの教育・学習法の導入が急務であると記されています。

こうした中、同社は、コミュニケーション領域でのプランニングメソッドや社内クリエーティブスタッフ養成研修、「広告小学校」などの社会貢献活動で培ってきたノウハウを活用し、アクティブラーニングに応用できる方法論を体系化。

「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」の主な活動は、教育機関向けとして、アクティブラーニングの方法論の体系化・教材化、アクティブラーニングの実践課題の提供、ワークショップの実施、教育機関向けのコンサルテーションがあります。

今後同社はNPO法人元気プログラム作成委員会(理事長:東京学芸大学実践総合センター・教職大学院教授 小林 正幸)と連携し、この方法論を全国の教育機関が実践するアクティブラーニングの際の効果的なアプローチとして提供するとともに、官公庁・自治体や実業界にもフィードバックし、社会課題の解決や企業活動にも役立てていくことを目指していくとのこと。

また、2016年度には、教育専門大学との連携、ならびに小中高3校の研究校において研究授業を推進していく予定だとしています。

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投稿者 kksblog : 2015年10月16日 15:29


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