●「地域に応じた学力向上を目指して」研究最終年度に、研究成果発表会を開催 (2015年10月08日)
埼玉県戸田市の教育委員会と、戸田市立笹目中学校は、「地域に応じた学力向上を目指して〜魅力ある授業づくりと豊かな学習環境づくり〜」をテーマに、研究発表会を行います。
同校は地域に応じた学力向上推進協力校であり、平成25年度より、埼玉県教育委員会の研究委嘱を受け、「魅力ある授業づくり」、「学習環境の整備」、「家庭学習の充実」を3本柱に、学力向上の取り組みを進めてきました。今年度はその研究最終年度にあたり、今回開催される研究発表会はこれまでの研究成果を示す場となります。
日程は平成27年10月30日(金)13時より16時、会場は戸田市立笹目中学校です。当日は公開授業および全体会、講演、英語実践発表があり、講演は学習指導法、教育経済学、英語教育の3テーマが予定されています。研究のコンセプトは「協調学習(東京大学 CoREF)の推進」、「授業のユニバーサルデザイン化」、「ICT(タブレットPC等)の活用」です。また、笹目中学校独自の反転授業も公開します。
反転授業とは「講義を受けること」が宿題になります。「授業ビデオ」つまり説明型の講義を動画として用意し、子どもたちはそれを家庭などで閲覧します。本来の授業時間は、子どもたちが授業ビデオから得た知識を応用して問題を解いたり、議論を行ったりする時間となります。
東京大学CoREFとは、「東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構」のことで、大学の知を教育現場で活用できるよう、大学有志が集まった全国組織「大学発教育支援コンソーシアム」の統括基盤です。協調学習とは多様な考え方を活かす学習のあり方であり、一人一人の「分かり方」の違いを活かし合い、各自が自分なりの理解を深め、学んだ成果の適用範囲を広めてゆける学習の仕方であるとしています
研究発表会への参加は、笹目中学校のホームページから申込用紙をダウンロードし、電子メールに添付またはFAXで申し込みます。先進的な教育の取り組みについて、実践の様子を見学できる貴重な機会です。研究の締めくくりの年度ということで、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2015年10月08日 08:43