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学生の生活実態を調査『私立大学学生生活白書2015』 (2015年10月14日)

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日本私立大学連盟が、「第14回学生生活実態調査」の分析結果をとりまとめた『私立大学学生生活白書2015』を刊行しました。

加盟大学に在籍する学部学生の生活状況等を調査し、学生の生活実態を把握するとともに、時代の変化に応じた比較分析を行い、加盟大学並びに連盟の諸活動を検討する際の基礎的資料とすることを目的として、4年に1度実施しています。

調査結果によると、大学進学の目的は「大学卒の学歴が必要」が3回連続で過半数を超え1位、4分の3の学生は「学生生活は充実している」と回答、大学に入ってよかったと思う点は、1位「友人を得たこと」、22位「知識や技術が身についたこと」でした。

大学に入ってよかったと思う点は、1位と2位の差が縮まっています。また、インターネット環境の充実も影響してか、「本を読む機会が増えたこと」はかなり数字を落としています。

経済面では、理・工系、医・歯・薬系で学費の負担感が大きいこと、アルバイト・就労をしている学生が増加している結果に。アルバイトをする動機としては「ほしい物を購入したり、遊び、旅行、趣味などにあてる」が突出して高く、2位「主に生活費、学費などにあてる」、3位「社会勉強」が続いています。

大学生活については、学習に対する意識が向上、大学生活で大切なこととしては「よい成績をとること」「講義・ゼミ・研究会などにきちんと出席すること」が増加しています。朝食を毎日とるのは全体の6割程度で、喫煙率は減少し続け、2006年の半分近い割合となっています。

留学について、全体の留学経験率は8.3%で、理系よりも文系の方が経験率は高い結果に。留学未経験者の3割は留学意向がある一方、留学を考えない理由として2人に1人が「留学資金がない」と回答しています。

不安・悩みの内容ついては、1位は「就職や将来の進路」で、1年生でも1位にランクされています。

学生の生活実態とニーズとを的確に把握し、各大学がよりきめ細かな学習支援・学生生活支援を行うようになるといいですね。


『私立大学学生生活白書2015』刊行 | 日本私立大学連盟

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投稿者 kksblog : 2015年10月14日 20:41


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