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日本文教出版、クラウド型「デジタルワークシート」の実証研究を開始 (2015年09月01日)

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日本文教出版株式会社は、情報通信技術(ICT)を活用した新たな学びの創造に向け、株式会社富士通総研とともに、広島市立藤の木小学校にて、タブレット端末で動作する「デジタルワークシート」を活用した実証研究を開始しました。

同研究の目的は、学習データを多面的に活用できるデジタル教材と実践的な授業モデルの開発。研究の推進にあたり、紙(アナログ)とタブレット端末(デジタル)の双方のメリットを融合した、HTML5で動作するクラウド型デジタル教材である「デジタルワークシート」を新たに開発しました。

開発したデジタルワークシートは、紙と同じ感覚で簡単に利用でき、またデジタル化された学習データを意見交換や振り返りなどに活用できます。インターネットに接続できる環境とタブレットPCなどの情報端末があれば直ぐに利用することが可能。

教師の創意工夫あふれる多様な活用を促進するため、シンプルな構成となっています。デジタルワークシートが新たに実現した主な機能は、以下の5つ。

教師が自由にワークシートを作成できる「オーサリング機能」、紙と同じように自由に入力できる「手書き入力機能」、授業中にリアルタイムで児童・生徒の回答結果を集約する「集計機能」、個人別、教科別に学習データを蓄積できる「個人データベース機能」、目的に応じてデータの表示方法を切り替える 「マルチビュー機能」。

これらの機能は、これまでの一斉学習のみならず、個別学習、協働学習にも活用できます。授業における新たな学びの可能性をひろげることが期待されています。

教師と生徒両方にメリットのあるシステムは積極的に活用したいですね。

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投稿者 kksblog : 2015年09月01日 12:07


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