●設置10年を超える「住宅用火災警報器」が増加~防災の日に家族で作動を確認しよう (2015年09月01日)
本日9月1日は防災の日です。学校や企業・団体で避難訓練を行ったり、家庭でも今一度防災について話し合う機会になった人も多いことでしょう。
一般社団法人日本火災報知機工業会は、住宅用火災警報器について、設置から10年目を目安に交換することを推奨しております。東京都では平成16年10月1日から、その他地域では平成18年6月1日から新築されるすべての戸建て住宅やアパートなどへの住宅用火災警報器の設置を義務付けています。さらに、平成18年6月以前に建てられた住宅の場合は、遅くても平成23年5月31日までの間に、設置を完了しなければならない期日が市町村条例で定められています。
住宅用火災警報器は、火災の煙や熱に反応して大きな音で鳴動し、素早く異常を知らせることで火災による被害を軽減する役目を持っていますが、古くなると電子部品の寿命や電池切れによって火災を感知しなくなることもあります。設置後10年で交換を推奨しているそうですが、10年を超えるアパートや住宅が増加しつつあります。昨年までで累積4%あり、今年はさらに2.6%が10年を迎えます(1都3県3091人へのアンケートによる 出典:平成26年度日本火災学会研究発表会概要集)。
今夜ぜひ、ご自宅の住宅用火災警報器を家族で調べてみてください。設置時期を調べるには、設置したときに記入した「設置年月」、または、本体に記載されている「製造年」を確認してください。また火災の煙や熱などに反応して正確に鳴動するかどうかは、ボタンを押してみる、あるいは紐を引いてみることにより確認することができます。詳しくは、特設ページへ。
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投稿者 kksblog : 2015年09月01日 13:39