教育家庭新聞社Web

この2社のコラボレーションは、全国の自治体の約半数で導入されている「被災者支援システム」のeラーニングでも行われています。このシステムは、大手教科書出版社の啓林館が運営するスマートレクチャー（eラーニングサイト）への導入が決まっており、全国の中高生や教師が活用します。

「SkyPDF for Talking」のポイントは、まず「音声」と「手書き描画」を加えることができるということです。活字レベルでは表現しにくい微妙なニュアンスまでしっかりと訴求できます。また動画制作や修正が簡単にできるということ。制作手順は「範囲指定」→「記録」→「保存」→「書き出し」の４ステップと、とてもシンプルです。そして動画でありながら、ファイルサイズが小さいことです。３分の動画で約1MBときわめて小さく、試聴する側もストレスを感じず、効果的に情報伝達を行うことができます。

デザインや画像などの詳しい知識がなくても、動画が作れるというのがいいですね。「分かりやすく教えたい！」という思いを手軽に実現できますし、ハンディを抱えた人への情報伝達や、子ども一人一人に合った学習教材づくりに役立ちそうです。

スカイコムと教育情報サービス、宮崎発の技術（PDF＋動画＝"話すPDF"）でカンタン動画制作ツールを開発