●学校における「ICTを活用した教育実証事業研究大会」を開催 愛媛県西条市 (2015年08月03日)
西条市では、学校における「ICTを活用した教育実証事業研究大会」を開催します。これまでの取り組みの一端を公開することで教育への情報化への取り組みへの理解を深め、活発な情報交換を行い、学校教育の発展に貢献することを目的としています。
この大会の開催は、同市が平成25年度から行ってきた、さまざまな学校ICTにかかる取り組みが一定の成果を挙げたことによるものです。市内の神戸小学校をモデル校とし、普通教室などでの電子黒板の活用、校務支援システムやこれらの利活用をサポートするICT支援員の設置などを行ってきました。
「ICTを活用した教育実証事業研究大会」は、平成27年11月25日(水)、西条市立神戸小学校において開催予定です。公開授業の他、全体会として東京学芸大学教育学部教授、川﨑誠司氏による授業講評、文部科学省の豊嶋基暢氏による施策説明、鳴門教育大学大学院准教授、藤村裕一氏による基調講演が行われます。
モデル校の神戸小学校では、以下のようなICT環境が整備されています。
・ 全ての普通教室、特別教室に電子黒板、書画カメラ、授業支援システム
・ デジタル教科書
・ 校務支援システム
・ 教職員用グループウェア
・ ICT支援員
・ Windowsタブレット(普通教室40台)
・ iPad(特別支援教室)
・ 教育クラウド
・ テレワークシステム など
鳴門教育大学の藤村准教授は、西条市情報化推進委員として、これまでも同校の授業公開や校内研修会に参加し、指導助言を行ってきました。神戸小学校では、学校ICTについて『ICT機器を活用してよい授業をすること』を目的に、先進校として日々の研究に取り組んできたということです。
参加申込などについては、10月頃に改めて周知される予定です。普及が進んでいるといっても、ICTはまだ新しい取り組みです。このような成果を発表することによって、これから取り組んで行く学校や地域への情報提供になるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2015年08月03日 06:00