●未来に向かう教育再生の歩み~平成26年度『文部科学白書』 (2015年08月31日)
文部科学省が、平成26年度『文部科学白書』を刊行しました。
教育、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術における施策の新しい動きについて紹介。平成26年度版では、第1部で特集として、「2020 年に向けた文化政策の戦略的展開」「オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツ政策とレガシーの創出」「未来に向かう教育再生の歩み」の3つのテーマを取り上げています。
一人一人の豊かな人生を実現し、我が国が将来にわたって成長し発展を続けていくためには、個人の可能性を最大限引き出すとともに、少子化を克服し、国力の源である人材の質と量を充実・確保していく必要があります。また、一人一人が自分の可能性を信じ、夢に向かって一生懸命努力できるよう、子供たち、若者たちの挑戦を温かく応援する社会の実現が必要です。このためには、人々の多様な個性・能力を開花させ人生を豊かにするとともに、社会全体の今後一層の発展を実現する基盤である教育の在り方が極めて重要です。そこで、あらゆる教育段階において、これからの時代に求められる力を育むため、教育内容、学習指導方法、評価方法を一体的に改革する必要があります。
特集「未来に向かう教育再生の歩み」では、新しい時代にふさわしい教育の一体的改革、教育におけるガバナンス機能の確立、様々な挑戦を可能とする環境の整備といった教育再生の歩み、地方創生と地域における多様な人材の参画を一覧、確認することができます。
「新しい時代にふさわしい教育の一体的改革」では、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革、次期学習指導要領の在り方について、道徳教育の充実等について、「教育におけるガバナンス機能の確立」では、教育委員会制度改革、チーム学校、大学ガバナンス改革等を紹介。「様々な挑戦を可能とする環境の整備といった教育再生の歩み」では、小中一貫教育をはじめとした学制改革、家庭の教育費負担軽減、貧困の連鎖を断つための教育機会の確保等についてを、「地方創生と地域における多様な人材の参画」では、学びの場を拠点とした地域の活性化、学校を核とした地域との連携・協働による取組、土曜日の教育活動の推進についてを紹介しています。
21世紀の日本にふさわしい教育体制の構築、教育の再生が進められています。子どもたちのために理解と協力が求められます。
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投稿者 kksblog : 2015年08月31日 22:26