●「国際物理オリンピック」参加生徒の成績について公開されています (2015年07月18日)
「国際物理オリンピック」参加生徒の成績について、文部科学省のホームページにて公開されています。
文部科学省は、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しています。このたび、インド(ムンバイ)で開催された「第46回国際物理オリンピック」に参加した生徒が、金メダル等を獲得したとの連絡を受け、それについての報告をホームページにて行っています。
日本から参加したのは、5名の高校生で、金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル2名と全員受賞する結果となりました。
46回目となる、このたびの「国際物理オリンピック」は、平成27年7月4日(土)~13日(月)に開催され、参加国数は82か国、382名が参加しました。
国際物理オリンピックは、1967年にポーランドのワルシャワにて第1回大会が開催された物理の国際的なコンテストです。参加資格は、20歳未満で且つ大学などの高等教育を受けていないこととされています。
コンテストには、各国から高校生等が参加し、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的としています。
科学・技術のあらゆる分野において増大する物理学の重要性、また次代を担う青少年の一般的教養としての物理学の有用性を鑑み、開催国を持ち回りとして毎年開催されていて、成績優秀者には金メダル(参加者の約8%)、銀メダル(同17%)、銅メダル(同25%)が与えらます。
各国内で選抜された最大5名の代表選手たちが、リーダーやオブザーバーからなる引率役員とともに参加し、9日間という長い会期の間、理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦するほか、開催国の文化に触れる様々なイベントに参加することを通じ、他の国々からの参加者や主催者と国際的な交流を深めます。
来年(2016年)は、7月10日~18日にスイスとリヒテンシュタインによって共同開催されることとなっており、2022年には、第53回「国際物理オリンピック」が日本で開催される予定です。
明るいニュースであり、頼もしい結果に期待が膨らみますね。
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投稿者 kksblog : 2015年07月18日 00:59