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小学生の子供を持つ働く母親の約9割が子供の日常について心配事あり (2015年07月13日)

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セキュリティ会社でおなじみのALSOKが、小学生の子供を持つ働く女性を対象に『小学生と母親の安全に関する意識調査』を実施しました。

調査内容は、子供の日常についての心配事、子供の安全を守る対策、インターネットの利用状況など。89.2%の母親が、子供の日常について心配事があることがわかりました。

心配事は、「道路への飛び出しなどによる事故」、「子供同士のいじめ」、「不審者に危害を加えられる」など。そのうち98.9%は心配を軽減するために子供と約束事をしています。

約束事は、「知らない人についていかない」、「出かける時は行き先を家族に伝える」、「信号や横断歩道など、交通ルールを守る」など。家の外で仕事を持つ母親は、常に子供を見守ってあげられない分、余計に不安を感じるのかもしれません。

夏休みになると子供への危険が増すと感じている母親は85.8%。理由は、「自由に使える時間が増えるから」、「行動範囲が広がるので」、「学校の授業がなくなり、子供を見守る大人の目が減るから」などでした。

子供の安全を守るための対策としては、約半数が「防犯ブザーの活用」、「GPSを使った所在地の確認」と回答。しかし、登下校時は6割が防犯ブザーを所持していますが、帰宅後は1~2割に激減していました。

インターネットの利用状況に関しては、約半数が子供にスマートフォンもパソコンも使わせていないことがわかりました。Twitter、FacebookなどのSNSや、LINEなどのトークアプリを使わせている家庭は1割程度ですが、そのうち3人に1人は子供がコミュニケーションを取っている相手を把握できていないようです。

夏休みは子供への危険が増す時期。94.8%の母親が子供の居場所を把握する必要性を感じながら、17.2%は把握できていないようです。子供たちがみずから危険を回避するための教育が重要になってきますね。


小学生と母親の安全に関する意識調査 | ALSOK

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投稿者 kksblog : 2015年07月13日 23:01


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