●「DNPデジタルえほんサービス」に新しく図書館専用の絵本コンテンツ (2015年06月25日)
近年、図書館の利用者へのサービス向上を図るために、新館開設や改装の際にタブレット端末などのデジタル機器を導入して、電子書籍の閲読をできるようにする事例が増えてきています。デジタル絵本は、タブレット端末などでインタラクティブな操作や動画・音声の再生などができるコンテンツで、子どもたちに新たな絵本の楽しみ方を体験させ、絵本への興味を喚起するツールとして注目されています。
大日本印刷株式会社(DNP)は、ショールームなどのキッズコーナーなどで、子どもの知的好奇心を育む絵本のデジタルコンテンツの活用を支援する「DNPデジタルえほんサービス」を提供しています。このたび、既存のコンテンツである「おはなし」「まなび」「あそび」の各ジャンルのえほんコンテンツのラインアップに、図書館専用の絵本コンテンツを加え、図書館向けに販売します。
DNPでは、これまで「DNPデジタルえほんサービス」で通常提供しているコンテンツに、図書館向けの専用の絵本10タイトルを追加し、図書館内で閲覧する機会を提供します。また、デジタル絵本を楽しむッ空間作りや、提供コンテンツに関連したイベントやワークショップの開催も支援していきます。
「DNPデジタルえほんサービス」は、本棚のような画面デザインのため、小さな子どもも、紙の本を手に取るように直感的に操作できます。電磁たるえほん以外のアプリをタブレット端末で使用できないように制御する、誤動作防止機能がついています。また、色味の再現性にこだわったIROMI(R)エンジン搭載のDNPオリジナルタブレット端末を使用することも可能です。
札幌市中央図書館で、「DNPデジタルえほんサービス」の実証実験を7月3日まで行っています。この実験を通して図書館での利用に必要な機能・サービスを抽出し、今後の開発に役立てるということです。また7月1日(水)から4日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「第22会東京国際ブックフェア」のDNPブースにおいて、「DNPデジタルえほんサービス」を出展し、展示コーナーでは「知能コミュニケーションプラットフォーム」を活用したロボットによる絵本の読み聞かせが行われます。
図書館の絵本が電子書籍化することで、人気のある絵本を何人も同時に読むことができたり、新しい本に目が向きやすくなったりと、読書の機会が増える効果が考えられます。また目の不自由な子への音声案内、読み上げもタブレットなら簡単でしょうし、図書館のバリアフリー化も期待できそうです。
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投稿者 kksblog : 2015年06月25日 17:09